これは、カクヨムで連載中の小説『EWIG(エーヴィッヒ)』を、途中からでも追いやすい形にするための“まとめ記事”です。
本作は高校時代に執筆した原稿で完結済、全99話の構成です。
※ネタバレ範囲
本記事は第1巻(第1話〜第17話)の内容を、物語全体の流れが分かる形でまとめています。未読の方はご注意ください。
第1巻(第1話〜第17話)のあらすじ
第1巻は、帝国騎士カリュースを中心に、「帝国の栄光」と「その内側に潜む歪み」が静かに露呈していく導入部である。 物語は若き騎士の昇格と任務から始まり、やがて帝都の権力構造、辺境を治める者たちの事情、そして帝国の外に生きる人々の価値観へと視野を広げていく。
序盤では、カリュースと白髪の軍師リーディスが出会い、帝国の秩序を前提とした行動が描かれる。 しかし、領主暗殺事件や帝都の不穏な動きにより、「正義」とされてきた構造に微細な亀裂が入り始める。
中盤では視点が切り替わり、辺境を治める鬼公爵ヴィランが主軸となる。 皇母との関係、過去の因縁、そして暗殺未遂事件を通じて、帝国の権力闘争が個人の人生をどのように歪めるかが浮き彫りにされる。
後半で再び主人公側に視点が戻ると、舞台は帝国の外縁へと移る。 森の異端者、放浪するジプシー、北の魔女――帝国の論理が通用しない世界で、カリュースは剣では解決できない問いに直面する。
そして巻の終わりに下される皇帝の勅命は、カリュースを再び帝国の中心へ引き戻す。 第1巻は、帝国に仕える者たちが「疑問を持ってしまった後でも、忠誠を保てるのか」という問いを残し、第2巻へと物語を引き渡す。
第1巻のエピソード毎のまとめ
第1巻は、以下の3つの区間に分けて読むと流れを掴みやすい構成になっています。
- 第1話〜第5話(主人公編・エピローグ)
若き騎士カリュースの昇格と、帝国騎士団の内部が描かれる導入部。
第1話〜第5話まとめを見る - 第6話〜第12話(ヴィラン編)
鬼公爵ヴィランの過去と、帝都の権力闘争が浮かび上がる区間。
第6話〜第12話まとめを見る - 第13話〜第17話(主人公編・運命の勅命)
帝国の外にある価値観と向き合い、皇帝の勅命によって物語が次段階へ進む。
第13話〜第17話まとめを見る
第1巻の主要な登場人物
- カリュース:帝国騎士。忠誠と疑問の狭間で揺れる主人公。
- リーディス:白髪の軍師。知性と冷静さで物語を導く存在。
- ヴィラン:辺境を治める鬼公爵。帝国権力の歪みを体現する人物。
- 皇母:帝都の中枢にいる存在。ヴィランの過去と深く関わる。
- デス:帝国側の重鎮。軍と秩序の象徴的存在。
国名・地名・用語
- 帝国:物語の中心となる巨大国家。
- リザルト=レイヴン:帝都。権力と陰謀が交錯する場所。
- 蒼雲宮:皇母の居所。
- ゲナブの森:帝国支配の及ばない地域。
- 異端者:帝国の法や宗教に属さない人々。

