前回紹介したキーマカレーを使ったパンは、キーマカレーをパン生地の上に乗せた「キーマカレーとミートソースを目で楽しめるカレー&ミートソースパン」でしたが、このとき用意したキーマカレーとミートソースはパン16個分だったので、今回は残った具材を使って、定番の揚げパンとして作ってみました😉
紹介するレシピはカレーパンの成型だけになっていますが、キーマカレーとミートソースの両方とも同じ成型にすると、揚げた後見分けがつかなくなるので、ミートソースの方は丸パンの形で中に包む成型をしています🙂
最後の断面写真を見てみると、成型によって中の具材のつまり方が違うが分かると思います。どちらの成型がいいかは、お好みで使い分けしてもらえればいいと思います😊
パン生地を二つ折りする成型であれば、上下のパン生地の厚さは同じぐらいになりますし、丸パンの場合はパン生地の上の方がより分厚くなっているので、二つ折りの成型よりはパンを食べている感じがすると思います。
油で揚げるときは、片側を長い時間焼いてひっくり返して反対側という揚げ方をすると、片側だけ先に思いっきり膨らんで、ひっくり返しても元に戻ってしまう形になるので、揚げるときはこまめにひっくり返して、両面が満遍なく揚がるようにした方が良いと思います😉
POINT揚げパンの具材としてキーマカレーを使用していますが、揚げパンに合いそうな具材なら何でも中に入れて大丈夫ですね😉
作り方の手順
一次発酵 | 30℃ 60分 | 二次発酵 | 35℃ 30分 |
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ベンチタイム | 10分 | 揚げ | 170℃ 6~7分 |
- 今回はパン生地には特別な材料は使用しませんが、パン生地に乗せる具材として水分を飛ばしたキーマカレーとミートソースを使用しています😉パン生地を混ぜある程度まとまったらバターを加えてこね上げます。バターがなじんで捏ね上がってくると、あまりベトつかずとても扱いやすい生地になります🙂
- 一次発酵は30℃60分。つるんとしたパン生地が綺麗に膨らんでますよねっ😁
- 一次発酵終わればガス抜きをして8つに切り分け、固く絞った濡れふきんをかぶせベンチタイム10分。できるだけ同じパン生地の同じ重さになるように丁寧に切り分けましょう☝成型の時に円形にのばしますので、ベンチタイムの時にしっかりと綺麗に丸めておくと、後の成型がやりやすいと思います。
- ベンチタイムが終わったら、しっかりとガス抜きをしながら10cmの円形にのばしましょう。特にめん棒などは使わなくても、手のひらでガス抜きをしているだけで、10cmぐらいの円形になると思います😉パン生地を円形にのばしたら、キーマカレーやミートソースを20g、パン生地の中央におきましょう。
- 具材をパン生地の中央においたら、上下の生地を二つ折りにしてしっかりと閉じましょう。円を半分に折りたたむので、写真のようなカレーパンらしい半円のパンになると思います。とにかく注意して欲しいのはとじ目はしっかりと閉じること。閉じ方が甘いと二次発酵の時に開いてしまったり、揚げているときに開いてしまって、どうしようも無い状態になる可能性があります😵
- パン生地の成型が終わったら、パン生地を手で持って溶き卵にくぐらせて、パン粉をつけて天板に並べていきましょう。上品にお箸で掴んで、という事はしない方が良いともいます。パン生地をお箸で持つと、その部分だけ凹みますし、何よりパン生地の表面に卵液がつくと、めちゃくちゃ滑りやすくなるので、お箸で何回も掴み直して形が崩れる原因となります。手でやる方が一番早く、綺麗に出来ると思います😉
- 全ての生地を天板に並べ終わったら、35℃30分で二次発酵。結構膨らむので、生地同士だけなく天板と生地の間もちゃんと開けておいた方が良いと思います😉今回は特にパン生地に衣がついているので、ひっつくとせっかくつけたパン粉が取れてしまいますしね😵
- 二次発酵が終わった生地はこんな感じに膨らみますね😊結構パン生地同士が近づいちゃっていますし、天板にも接触しそうになってますよね😱
- お使いのコンロにもよりますが、油は二次発酵が終わる7,8分前から予熱をして、二次発酵が終わったらすぐに揚げることが出来るよう準備しましょう。油の温度は170℃に設定します。高温でいきなり揚げると、パン生地が短時間で膨らんで破裂する可能性がありますので、高温注意ですね☝一個を揚げるトータル時間は6,7分程度です。この時間のあいだで、表面裏面を適当にひっくり返しながら、片側だけパン生地が膨らみ過ぎないよう注意して、満遍なく揚げるのがポイントですね。
- キーマカレーとミートソースの両方のパンを揚げ終わったら、こんな感じになりました😊キーマカレーの方は半円形の定番のカレーパンの形をしていて、丸パンの方がミートソースになります。
- それぞれを切った断面はこんな感じになっています。電動ブレッドナイフで切っているので、切り口が綺麗になっていますが、実際は食べるときにパン生地を手で抑えながら食べるので、中の具材がググッとパンの中に広がって、もっと具材が入っているように感じると思います😋
参考サイト・書籍
過去のレシピを元に作成しているので参考にしたサイト・書籍はありません
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