ゆずという果物は酸味が強めの香り高い果物で、そのまま食べると言うよりはお料理に添えて香辛料や調味料の一つとして使う事が多い果物ですよね🙂
昔実家にゆずの木があって、秋になるとむちゃくちゃ沢山のゆずが採れたので、網に入れてお風呂に浮かべて楽しんだのをよく覚えています😊
ゆずの生産は日本が最大で、その栽培は飛鳥時代にはすでに行われていたと歴史書に記載されているぐらい、遙か古代から日本の食卓にはゆずは欠かせない食材の一つだったようです。
日本国内のゆずの生産地は、高知県を筆頭に徳島県、愛媛県と四国だけで70%以上のゆずが生産されています。
そんな中でも徳島県の木頭村のゆずは、他の地域で生産されるゆずよりも香り高く肉厚なことから、食品用だけでなくコスメ、医薬品の材料としても使われるぐらい、質の良いゆずとして有名です☺️
今回紹介するレシピは、この木頭村のゆずジャムを使って作るゆずジャムパンになります😉
最初は近所のスーパーで買えるゆず茶を使ってジャムパンを作ろうとしたんですが、ゆず茶はかなりサラサラした液体状であったため、簡単にはゆずジャム餡にならず、奥さんのすすめで木頭村のゆずジャムを取り寄せして作る事にしました。
レシピはゆずジャムであれば木頭村のゆずジャムでなくても大丈夫ですが、ゆずジャムはあまりスーパーでは売ってないので、お取り寄せしなくちゃいけない😵
どうせお取り寄せしなくちゃいけないのであれば、僕は木頭村のゆずジャムを使って作る事をオススメしますっ😆
POINTジャムパンに使用するジャムは、必ずオーブンの熱に耐えられるジャム餡に変えてから使うようにしてくださいね😉
作り方の手順
一次発酵 | 30℃ 60分 | 二次発酵 | 35℃ 40分 |
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ベンチタイム | 10分 | 焼き | 190℃ 15分 |
- 今回は木頭村のゆずジャムを使いました。使ったのは、「きとうむら 木頭村ゆずジャム 155g」という製品で、一本丸々使えばジャムパン8個作ることが出来ますので、使い切りサイズで丁度いいですね😉
- 最初にコーンスターチとお水を準備しましょう。コーンスターチは片栗粉と同じように水で溶いてからジャムの中に投入しないと、ダマになって上手く混ざってくれません。なので、最初にコーンスターチと水を混ぜて、しっかりとコーンスターチ液にしましょう。
- 鍋にゆずジャムを入れたら、先ほど作ったコーンスターチ液を加えてしっかりと混ぜ合わせます。この時点では加熱する必要はないですね。とりあえずしっかりと混ざればOKです😉
- 中火弱ぐらいで加熱を始めましょう。中火弱でも混ぜながら加熱をしているうちに、徐々にジャムがさらさらした液体状から、ややねっとりした状態になってきます。鍋を傾けたときにゆっくりとジャムが鍋の中を移動するぐらいまで粘度が高くなればOKです。
- 今回はジャムパンに使うゆずジャム餡なので、冷やして固めたあと切り分けやすいよう、平べったいお皿に移して粗熱をとりましょう。このくらいの平皿で円形に冷やし固めれば、8等分に切り分けるのはわかりやすいですしね😉粗熱が取れたらパンに使うまで冷蔵庫で十分冷やしておきましょう。
- 今回はパン生地の中に入れるゆずジャム餡以外は特に特別な材料はありません。今回のレシピは牛乳したてのふんわりパンのレシピにしてみました😉パン生地を混ぜある程度まとまったらバターを加えてこね上げます。バターがなじんで捏ね上がってくると、あまりベトつかずとても扱いやすいパン生地になります🙂
- 一次発酵は30℃60分。つるんとした生地が綺麗に膨らんでますよねっ😁
- 一次発酵終わればガス抜きをして8つに切り分け、固く絞った濡れふきんをかぶせベンチタイム10分。できるだけ同じパン生地の同じ重さになるように丁寧に切り分けましょう☝この時点でも特にベトついた表面になっていないので、本当に扱いやすいパン生地ですね😊ベトついたパン生地になっているときは、軽く打ち粉をしてべとつきを抑えておいた方が、ゆずジャム餡を包みやすいと思います。
- ジャムパンの成型は色々ありますが、今回はまん丸成型をするので、手のひらで軽く押さえて11~12cmぐらいの円形に伸ばしましょう。あまり小さく伸ばすと、包みきれずにゆずジャム餡が漏れることがあるので、少し大きめの方がよいと思います☝
- 中央に上下左右からパン生地を集めるようにしてしてゆずジャム餡を包み、丸く成型してしっかりと閉じます。しっかりと閉じ終わったら、とじ目を下にして天板に並べていきます。ここでキチンと綺麗に丸めておかないと、焼き上がった後の飾り付けが綺麗に見えないので、出来るだけしっかり丁寧に丸めましょう☝
- 全てのパン生地を天板に並べ終わったら、35℃40分で二次発酵。結構膨らむので、パン生地同士だけなく天板とパン生地の間もちゃんと開けておいた方が良いと思います😉
- 二次発酵が終わったパン生地はこんな感じに膨らみますね😊欲張って一枚の天板に沢山ならべて、生地が思ったより膨らむとくっついちゃうので、僕はは欲張らず二枚の天板に分けて並べるようにしています😉
- 余熱をしている間にドリュールを塗ります。牛乳でもドリュールの代わりになりますが、しっかりした茶色に仕上げたいときは、やっぱり卵をつかったほうがいいですね。
- 焼き上げは190℃15分。ヘルシオを使用しているときは、220℃5分→210℃14分ぐらいでこんな感じの色になりました。あんまり高い温度でガンガン焼くと表面が濃くなり過ぎて焦げているように見えるので、ちゃんと見ながら適当に天板を前後入れ替えて焼いていきましょう😉
- パンが焼き上がったら粗熱を取って、さらに飾り付けをします。今回はゆずジャム餡の酸味が苦手向けに、溶けない粉砂糖で飾り付けをします。そのまま振りかけても綺麗ですが、せっかくなのでフォークを使った飾り模様を入れてみました😉フォークは必ずパンの上に乗せてから溶けない粉砂糖を茶こしでふるいかけてくださいね。
- ゆずジャムパンが完成😋飾り模様がしっかりと茶色に色づいたパンにあっていますねっ😆
- 切ったときの断面はこんな感じになっています。真ん中にしっかりとゆずジャム餡がおさまっているのがわかりますね🤗ジャムはパンを焼いている時に緩んでくるので、あんこよりは平べったくパン生地の中に閉じ込められますが、漏れ出なければ問題ないですね😊
参考サイト・書籍
過去のレシピを元に作成しているので参考にしたサイト・書籍はありません
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