このレシピが公開されるのは十月後半ですが、実際に作っているのは九月の中旬で、丁度この時期になると近所のダイソーのお菓子コーナーでは、秋らしい干しいものパッケージがものすごい全面に押し出されます。
さつまいもを使ったパンは、「栗と芋を使った間違いない菓子パン!マロンカスタードのさつまいもパン」や、「たっぷりスイートポテト&おいもの甘煮を乗せたさつまいものパン」、「サツマイモの甘露煮がたっぷり入ったごま香る白黒ごまのパン」というさつまいもの甘露煮を使ったパンを紹介した事がありますが、干しいもも甘露煮と似たような使い方が出来るので、今回はダイソーで売られている干しいもを使ったパンを紹介したいと思います😊
今回使った商品は「焼き干し芋 平切タイプ」という干しいもで、加工しやすい柔らかさと、食べたときにしっかりと甘みを感じられるので、百均スイーツとはいえ十分パン材料に使える商品になります。
同じシリーズでスティックタイプのも売られていますが、平切タイプよりスティックタイプの方が固く仕上がっており、パッケージの内容量も少し少ないようです🤔
ハード系パンのフィリングとして使うので、かみしめる固さがあるスティックタイプでも良かったかも知れませんが、僕の家には小さい子供がいるので、あまり固いと噛みきれなかったら困るので、今回は柔らかい平切タイプを使用しました。
どちらを使っても同じパンを焼くことは出来るので、お好きな方を選んで使用してください😉
POINT今回はダイソーで見かけたのでダイソーの干しいもを使っていますが、他社の干しいもでも問題なくつくれますよっ😉
作り方の手順
一次発酵 | 30℃ 60分 | 二次発酵 | 35℃ 40分 |
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ベンチタイム | 10分 | 焼き | 220℃ 20分 |
- 今回はダイソーが秋のイチオシお菓子と販売している「焼き干し芋 平切タイプ」を使いました。平切にしたのは、柔らかい・カットした時に同じ大きさに切りやすいという理由ですね😉
- 今回はパン生地の中に入れる干しいもが特別な材料になります。干しいもはそのままではパン材料として使えないので、必ず事前に小さくカットしておきます。今回は砂糖もバターも使わない、本格的なフランスパン生地なので、こね始めは少しねとねとしますが、しっかりと捏ねていくと手なばれが良くなってくるので、頑張って捏ねてくださいね🙂
- 干しいもをカットするサイズはお好みですが、今回はパン生地の中にフィリングとして混ぜ込んでいくので、写真の様なちょっと小さめの角切りにカットしました。結構ねとねとしている食材なので、パン生地の中に混ぜ込むときは、あまり強く捏ねまくらない方がよいと思います。
- だいたい捏ね上がったと思ったら、干しいもを散らすためにパン生地を20×20cmに伸ばしましょう。干しいもは広げたパン生地の中に満遍なく散らしましょう。
- 干しいもをパン生地全体に散らし終わったら、まずはパン生地を半分に切って重ねます。こうすることで、干しいもを手で捏ねて混ぜることなく、パン生地の中で層になりますよね😉
- さらにもう半分に切って重ねると四段重ねのパン生地になりますので、この状態で、一番下のパン生地で包むように丸めて行くと、それなりにまんべんなく織り込み材料が混ざった生地になってくれます😆
- 一番下のパン生地で干しいもを包んで丸めたらこんな感じになります。案外綺麗にパン生地の中に収まっていますよね😊この状態で何回か折りたためば、さらにしっかりとパン生地全体に干しいもがまざってくれますが、折りたたむ回数が多くなればなるほどパン生地の表面に干しいもが漏れ出でますし、干しいも自体が結構ねとねとした食材なので、つぶれるとパン生地が緩む原因になると思います。なので、僕はこれ以上捏ねるのはしませんでした。ここまで作業が進んだら、一次発酵を30℃60分で行いましょう。
- 一次発酵が終わったパン生地はこんな感じですね。つるんとしたパン生地が綺麗に膨らんでますよねっ😁
- 一次発酵終わればガス抜きをして8つに切り分け、固く絞った濡れふきんをかぶせベンチタイム10分。できるだけ同じパン生地の同じ重さになるように丁寧に切り分けましょう☝この時点でも特にベトついた表面になっていないので、本当に扱いやすいパン生地ですね😊
- ベンチタイムが終わったら、手のひらで押さえてガス抜きをして12×9cmぐらいの楕円形に伸ばします。
- パン生地を上から2/3折りたたみます。
- さらに二つ折りにしてしっかりととじ目を閉じましょう。この成型はバゲットを作る時と同じですね😉
- 全ての生地を天板に並べ終わったら、35℃40分で二次発酵。結構膨らむので、パン生地同士だけなく天板とパン生地の間もちゃんと開けておいた方が良いと思います😉
- 二次発酵が終わった生地はこんな感じに膨らみますね😊欲張って一枚の天板に沢山ならべて、パン生地が思ったより膨らむとくっついちゃうので、僕は欲張らず二枚の天板に分けて並べるようにしています😉
- 二次発酵が終わったら、予熱をしているあいだにスプレーで軽く水を吹いてから強力粉をふるいましょう。強力粉を振るったら、斜め格子状にクープをいれましょう。僕はこういうまっすぐで大きなクープを入れるときは、Victorinox クープナイフを使います。小さな力で生地をガッと切り裂いてくれるので、かなり綺麗にまっすぐなクープを入れることが出来ますよ😉今回は格子状にクープをいれていますが、なんとなくそういう模様にしてみたかっただけなので、横一字に3~4本のクープでもいいと思います。
- クープを入れ終わったパン生地はこんな感じになります🙂格子状にクープが入っているので、メロンパンみたいになっていますね🤣
- 焼き上げは220℃20分。ヘルシオを使用しているときはウォーターオーブンで250℃5分→230℃18分ぐらいでこんな感じの色になりました。あんまり高い温度でガンガン焼くと表面が濃くなり過ぎて焦げているように見えるので、ちゃんと見ながら適当に天板を前後入れ替えて焼いていきましょう😉高温でガッと焼いているので、表面はパリパリのハード系パンって感じの焼き上がりになります。
- 完成😋今回はモルトパウダーを使って焼いているので、焼き色が外国のハード系パンって感じになっていますね😆
- 切ったときの断面はこんな感じになっています。干しいもを細かくカットして散らしたので、結構満遍なくどっさりとパンの中に入っていますね☺️パンをかみしめると、口の中にさつまいもの甘みが広がってとてもイイ感じでした😍
参考サイト・書籍
過去のレシピを元に作成しているので参考にしたサイト・書籍はありません
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