小さめの小瓶がものすごくたくさん手元にあるので、この瓶を使ったお配り用スイーツが何か出来ないか考えてみた、シリーズの第三弾になります。
今回も小瓶を使っていますが、一瓶あたりの分量が90mlとハッキリ分かっているので、普通のグラスの要領に合わせてレシピの量を調整すれば、同じ感じのグラスティラミスが作ることが出来ると思います😉
今回は前に紹介した「カスタードクリームを混ぜて作るボリュームたっぷりのグラスティラミス」のレシピを元に、90mlの小瓶10本分のレシピに作り替えました。
材料の分量は前に紹介したレシピと変わっていますが、作り方は全く同じなので、基本的に混ぜて冷やせばOKとという感じで作ることが出来ますね😊
今回のレシピの難点は、小瓶に詰めるというところなので、5cmの円形スポンジケーキを用意しなきゃいけないとか、瓶の大きさに合わせてティラミスを流し込む量をちゃんと考えないといけないとか、ティラミスを作ること以外の作業に時間を取られました😵
作る前は簡単にできると思ったんですが、お配り用に作るとやっぱりそこそこ時間がかかりますねぇ。
平日の風呂上がりに作り始めるもんじゃないですね🤣
出来上がったティラミスは甘さ控えめの食べやすいティラミスで、分量も食べきりサイズなので食後のデザートにぴったりでした。
一晩おいたティラミスの方が美味しく感じられたので、すぐに食べたい!のをグッと我慢して、次の日の夜に食べると、さらに美味しくいただけると思います😋
POINT材料は10瓶分ですが実際に作ったのは20瓶分になります😊
作り方の手順
今回はスポンジケーキはロールケーキ天板を使って作りましたので、このリンクを参考に一枚焼いてください😊
このロールケーキ天板は30cm×24cmに焼き上がるので、今回のレシピで使用している小瓶20本分になります。
焼き上がったスポンジケーキは、小瓶の中に入れて使うにはそのままだと分厚すぎて使いにくいので、厚さを調整します。
くり抜いてから一枚ずつ圧縮してもいいと思いますが、均一に同じ厚さのスポンジケーキ層にするなら、両面をクッキングシートで挟んで、2mmのアクリルルーラを目標の高さに、まな板とかを上に乗せてぎゅーーーっと押さえつければ、結構薄くなってくれます🤣
2mmまで無理矢理圧縮させたスポンジケーキはこんな感じになります。当たり前ですが、元々のサイズより大きくなるので、くり抜くときに余裕が出てこれはこれで良かった気がします😆
今回使用した瓶は口の幅が4cmぐらい、底の幅が5.5cmぐらいだったので、5cmのセルクル型でくり抜いていきました。
紹介しているレシピの材料は10本分ですが、同時にフルーツティラミスも作っているので、くり抜いた枚数は20枚になります。圧縮して引き延ばしたので、結構余裕がある感じでくり抜けました😊
スポンジケーキの準備が出来たら、次は瓶の底に敷くビスケットを用意します。ビスケットはスーパーで売っているヤツなら何でもいいですが、マリーが使いやすいので今回はマリーを使用しました。
マリーを適当なサイズに砕き、瓶の底に散らしていきます。マリーは1枚5gなので、10gずつぐらい散らしておけば、食べた時に最後にクッキーを感じることが出来ると思います😉
次にティラミス生地に混ぜるカスタードクリームを作りましょう。カスタードクリームを使用しないティラミスのレシピも紹介していますが、今回は小瓶10本っていう結構な量のティラミスを作る必要があったので、かさ増しのためにカスタードクリームを使用しました。
カスタードクリームは出来たては結構熱いので、粗熱が取れるまで置いておくか、急ぎの時は保冷剤などで冷やしてくださいね。冷蔵庫に入れて冷やしてもいいですが、冷蔵庫で冷やすとカスタードクリームが少し固くなるので、ティラミス生地に混ぜるときは必ずしっかりほぐしてから混ぜてください。
カスタードクリームの粗熱が取れたら、ティラミス生地を作っていきます。ティラミス生地はマスカルポーネと生クリーム、バターしか使わないので、結構シンプルですね😊
マスカルポーネをホイッパーなどでしっかりとほぐし、常温に戻した柔らかくなったバターを練って、マスカルポーネに加えて混ぜ合わせましょう。どちらも同じぐらいの温度になっていれば、綺麗に混ざり合ってくれると思います😉
マスカルポーネとバターが混ざり合ったら、先ほど作ったカスタードクリームを準備してください。カスタードクリームはしっかりとほぐさないと、ティラミス生地と混ぜたときに黄色いダマが出来るので、ちゃんと練ってから混ぜてくださいね。カスタードクリームがしっかりとほぐれたら、マスカルポーネをカスタードクリームに加えて、しっかりと混ぜ合わせます。どちらもクリーム状なので、練るように混ぜ合わせれば綺麗に混ざると思います🙂
ティラミス生地とカスタードクリームを混ぜ終わったら、生クリームをボウルに入れ、ゆるめにホイップしてください。普通は生クリームと砂糖を混ぜてホイップクリームをつくりますが、今回はカスタードクリームが砂糖の代わりになるので、砂糖を使わずに生クリームだけでホイップクリームを作ります。
ホイップクリームを2,3回に分けてマスカルポーネのボウルに加えて混ぜ合わせればティラミス生地の完成です。特にややこしい作業はないですが、ムラなく混ぜ合わせた方が良いので、混ぜる時は丁寧に混ぜてくださいね😊
今回は口が小さい小瓶の中にティラミス生地を注ぎ入れていくので、丸口金をつけた絞り袋の中にティラミス生地をいれて注いでいく形をとりました。スプーンなどでぼとぼと落としていくよりは、この方が綺麗に注入できますしね😉
絞り袋にティラミス生地を入れたら、準備しておいた小瓶の中に注いでいきます。今回は瓶の中間にスポンジケーキを差し込むので、注ぎ入れるティラミスは瓶の真ん中より少し下ぐらいにします。
ティラミスを注ぎ入れたらこんな感じになります。真ん中より上に見えますが、瓶の口から見ると、真ん中ぐらいになっています。スポンジケーキ層を目立たせたいときは、一層目のティラミスをもっと少なくして、スポンジケーキを瓶の見える部分の真ん中にしてもいいと思います😉ここまで出来たら小瓶とティラミスは冷蔵庫の中に入れて、冷やしておきましょう。
次にスポンジケーキに染みこませるコーヒーシロップを作ります。コーヒーシロップはお湯とお砂糖、インスタントコーヒーを混ぜればOKです。エスプレッソソースがあればもっと濃厚な感じにしあがりますが、こだわりがなければ、インスタントコーヒー汁を作るだけで十分だと思います。
インスタントコーヒーと砂糖を混ぜたら、ケトルなどで80度ぐらいに温めたお湯をレシピ量注ぎ入れます。お湯の量でコーヒーの濃い薄いが変わりますが、5cmのスポンジケーキに染みこませるので、濃い薄いの違いはあんまりわからないと思うので、レシピの量ぐらいのお湯でOKです。
準備しておいた円形のスポンジケーキにコーヒーシロップを染みこませていきますが、最初からジャブジャブに染みこませると、瓶中にいれるときに型崩れしますし、何より瓶がものすごく汚れて、後から拭く手間が発生するので、この時点では側面にしっかり染みこませたら、刷毛に残っているコーヒーシロップを表面にちょんちょん塗る程度でOKです。
スポンジケーキを小瓶の中に入れていきます。真ん中を両手の指でそっと押し込めば、綺麗に瓶の中に入ってくれますし、サイズ的にも丁度瓶の真ん中らへんで止まるサイズなので、そのまま止まるところまで押し込めば、一層目のティラミス押し込んで、そこそこ綺麗なスポンジケーキ層になってくれます😉スポンジケーキを瓶に入れたら、残っているコーヒーシロップを刷毛で塗ってしっかりとスポンジケーキに染みこませます。
スポンジケーキにコーヒーシロップを染みこませたら、その上からティラミスをもう一度流し込みます。この後ココアパウダーをふるうので、瓶の口より少し下ぐらいで止めておいた方が良いと思います。ココアパウダーは粉ふるいでふるってかけますが、瓶をガードしないとめちゃくちゃ汚れるので、僕は写真のような細工を作って瓶をガードしてからココアパウダーをふるいました😊
ココアパウダーをふるい終わると、グラスティラミスの完成です😆
瓶を上から見るとティラミスだかなんだかよく分かりませんが、横から見るとちゃんとコーヒーシロップをすったスポンジケーキ層が見えるので、ティラミスになっているのがよく分かりますね😉
瓶のふたを閉めるとこんな感じになります。ティラミスは凍らせることが出来るので、この状態で冷凍しておけば、お配り用に持っていくのに便利ですね。ただし、凍っているティラミスはアイスと違うので、めちゃくちゃ硬くてスプーンが刺さらないので、食べるときはしっかりと解凍させてから食べてくださいね。あと、アイスティラミス風に半解凍で食べるとなんとなく味が薄く感じたので、ティラミスを凍らせたのと、アイスティラミスは微妙にレシピを変えないといけないかも知れません🤔
参考サイト・書籍
過去のレシピを元に作成しているので参考にしたサイト・書籍はありません
![]() ![]() ![]() |
|