チョコと言えばスーパーで売られている板チョコを思い浮かべますが、製菓用のチョコレートの中には、粒状になったオーブンでも溶けにくいチョコチップというものがありますね😊
名前の通りパンやお菓子作りでオーブンを使うレシピでも、そこそこ形が残ってくれるチョコチップなので、チョコ入りパンとかを作る時に重宝します😉
熱に強いチョコなのでパンやお菓子の中に混ぜ込んでも、生地に溶け出さずに済むというメリットがあるので、チョコ入りだけど全体がチョコ仕上げではないパンとかを作る時に使ったりします。
パン全体がチョコ味にしたいときは、パン生地にココアパウダーを混ぜれば出来ますが、これだと見た目が全体的に茶色になるので、オシャレ感があまりないんですよね🤔
黒わんこカフェでも「スパイスの女王『カルダモン』を使ったカルダモンチョコロール」という、パン生地自体がチョコ仕上げになっているパンを紹介した事がありますが、結構のっぺりした仕上がりになっています。
今回紹介するロールパンは溶けにくいチョコチップを使って作るチョコロールで、デコレーションにアーモンドダイスを散らし、仕上げにちょっとだけ溶けない粉砂糖をふるった、見た目重視のロールパンですね🙂
作り方は普通のロールパンと同じなので難しい作業は無いですが、チョコチップをまぜるだけでちょっとだけオシャレ感が出た気がします😆
POINTデコレーションにアーモンドダイスを使っていますが、アーモンドスライスでもイイ感じにしあがると思います😉
作り方の手順
一次発酵 | 30℃ 60分 | 二次発酵 | 35℃ 40分 |
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ベンチタイム | 5分 | 焼き | 180℃ 13分 |
- 今回は溶けにくいチョコチップが特別な材料になります。パン生地には特別な材料は使っていません😉パン生地を混ぜある程度まとまったらバターを加えてこね上げます。バターがなじんで捏ね上がってくると、あまりベトつかずとても扱いやすいパン生地になります🙂
- 大体こね終わったら、パン生地を適当なサイズに広げ、準備しておいたチョコチップを散らします。この後捏ねながらパン生地の中に混ぜていくやり方もありますが、僕はパン生地に混ぜる材料があるときは、重ねて丸めるやり方にしています😉
- チョコチップをパン生地全体に散らし終わったら、まずはパン生地を半分に切って重ねます。こうすることで、チョコチップを手で捏ねて混ぜることなく、パン生地の中で層になりますよね😉溶けにくいチョコチップとはいえ、手でガツガツこね回すと、欠けたり部分的に溶けたりするので、触らないで済むならその方がイイですね。
- さらにもう半分に切って重ねると四段重ねのパン生地になりますので、この状態で一番下のパン生地で包むように丸めて行くと、案外ちゃんとまんべんなく織り込み材料が混ざったパン生地になってくれます😆
- チョコチップを包み終わったパン生地はこんな感じになります。表面に具材が漏れ出ていなければOKです。
- 一次発酵は30℃60分。一次発酵が終わってもベトベトした仕上がりではなく、とても扱いやすい状態で綺麗に膨らんでますよねっ😁
- 一次発酵が終わったらボウルから出し、膨らんだパン生地を手のひらで押さえてガスを抜いていきます。ガス抜きが終わったら、今回は8個のバターロールを作るので、パン生地を8個に切り分けます😊切り分けたパン生地は、ベンチタイム前に少し成型します。まずは写真の様に手のひらより少し小さいぐらいの円形に伸ばします。
- パン生地を平たくしたら、上下のパン生地を中央まで折りたたみます。
- 上下に折りたたんだら、さらにもう二つに折りたたみ、とじ目を指で挟んで開かないように閉じていきます。とじ目を下にして少し転がすと棒状になりますが、バターロールの綺麗な形にするためには、しずく型という片側が細くなっている形にしておく必要があります。やり方は色々ありますが、僕は手のひらで生地の半分から下を覆い、手のひらを小指側に少し傾けてから、小指側にだけ力をかけて転がしてしずく型にしています😊
- 8個すべてをしずく型にすれば、この工程は終了です。しずく型にしているときに生地が元に戻ろうとするので、この時点では、まあ写真みたいになんとなく先が細く、どんぐりっぽくなっていればイイと思います🙆♂️この状態でベンチタイム5分。
- ベンチタイムが終わったら、太い部分の少し台に張り付かせてから、パン生地を20cmぐらいのばせばロールパンの形に巻くことが出来ます😉
- めん棒でのばすときは一回軽く伸ばし、台から少し浮かせてからもう一度めん棒をかけると、ぐぐぐっと伸びてイイ感じの長さになると思います😊20cmぐらいというのは目安ですが、短すぎると巻いている感のないパンに仕上がりますし、長すぎると巻いている回数が多く、横長のものすごく尖った感じのパンになっちゃいますねぇ😵
- 長く伸びた生地は、太い方から細い方に向けて巻いて行きます。このとき重なっている生地の左右の幅が同じぐらいになるように、丁寧に巻いて行きましょう☝
- 生地を巻き終わったら、巻き終わりを下にして天板に並べていきます。天板に並べるときは生地はつめつめに並べずに、必ず写真のように上下左右隙間を十分空けて並べましょう😊全てのパン生地を並べ終わったら、35℃40分で二次発酵。
- 二次発酵が終わった生地はこんな感じに膨らみますね😊欲張って一枚の天板に沢山ならべて、生地が思ったより膨らむとくっついちゃうので、僕は欲張らず二枚の天板に分けて並べるようにしています😉
- 余熱をしている間にドリュールを塗ります。牛乳でもドリュールの代わりになりますが、しっかりした茶色に仕上げたいときは、やっぱり卵をつかったほうがいいですね。ドリュールを塗り終わったら、お好みでアーモンドダイスを散らしてください。
- 焼き上げは180℃13分。ヘルシオを使用しているときは、230℃5分→210℃12分ぐらいでこんな感じの色になりました。あんまり高い温度でガンガン焼くと表面が濃くなり過ぎて焦げているように見えるので、ちゃんと見ながら適当に天板を前後入れ替えて焼いていきましょう😉
- 焼き上がって粗熱が取れたら、溶けない粉砂糖で雪化粧をしてみました😊
- チョコチップロールパンが完成😋溶けないチョコチップと言うだけあって、表面に見えているチョコチップが溶けずに残ってくれていますねっ😆
参考サイト・書籍
過去のレシピを元に作成しているので参考にしたサイト・書籍はありません
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