みなさん、マイナンバーカード(個人番号カード)はもうお手元にありますか?
10万円の特別定額給付金の申請をするためにマイナンバーカードを利用された方は、おそらく以前から既にマイナンバーカードを持っていた人で、今回の特別定額給付金の支給を目的にマイナンバーカードの申請をされた方は、まだお手元に届いていないか、今回の申請はマイナンバーカードを使用せずに書類で申請しようと諦めた方がほとんどだと思います。
実際自治体によっては、今回の特別定額給付金の申請はマイナンバーカードでのオンライン申請を打ち切ったところもあるので、もはや何のためのマイナンバーカードだったのか状態になっていますが、だからといってマイナンバーカード自体の取得を諦めてはダメですよっ!( ゚∀゚)o彡°
マイナンバーカードを使った政府の政策はまだまだ続きます!
特別定額給付金のオンライン申請に使えると言うことで、急に注目されることになったマイナンバーカードですが、使い勝手が悪いとか、使う機会があまりないとか、文句ばかり聞こえてくるあまり評判のよい仕組みではありませんよね( ̄▽ ̄;)
だけど、政府も多額の費用を使って普及を推し進めている制度だけに、これからもマイナンバーカードを使用した政策が出てくるのは間違いないと思います。
実際、直近では7月から受付が始まる「マイナポイント」制度があります。
マイナポイントって何だよ、っていう外国人の方も多いと思うので、それはまた別記事として書きます!
今回の記事は、とにかく「マイナンバーカードを申込みしていない人は、申込みだけはしておきましょう!」という事と、マイナンバーカードの申込み方法は、手元にどのような資料があるかで、手続き方法が変わるんですね。
マイナンバーカードの申請方法のおさらい
まず、通知カードと個人番号カード交付申請書を切り離さずに手元に置いてある人は、オンライン申請が出来ますので、個人番号カード交付申請書に印字されているQRコードからアクセスするか、パソコンから個人番号カードのオンライン申請サイトを開いて手続きをしましょう。
詳しい手続き方法は下記の記事に書いてあるので、参考にして下さい(=゚ω゚)ノ
次に、通知カード自体なんだかよくわからない、貰った気がするがどこにいったかわからない人は、お住まいの市区町村窓口まで出向いて、紛失したと伝えて、個人番号通知書を再発行して貰いましょう。
個人番号通知書とは、2020/05/25以降に発行される、マイナンバーの記載された書類になります。
通知カード自体は廃止となりますが、個人番号通知書はマイナンバーカードの申請に使用する書類なので、通知カードの廃止については気にしなくても良いと思います。
マイナンバー自体は住民票にも記載されているので、個人番号通知書を再発行を申し込まなくても、住民票を取得して確認する事も出来ます。
通知カードだけしか手元にない場合
今日の本題になりますが、通知カードと個人番号カード交付申請書を切り離してしまい、通知カードだけしか手元に残っていない人は、これから説明する書類を使用して、市町村の窓口に行かなくてもマイナンバーカードの申請が出来ます(=゚ω゚)ノ
まず、マイナンバーカード総合サイトより、下記の二つの書類をダウンロードして印刷しましょう。
この二つの書類は、手元に通知カードしか残っていない人向けの書類で、記入欄にはちゃんと外国人向けの項目もありますので、安心して下さい(=゚ω゚)ノ
それでは、順番に記入項目を確認していきましょう。
(a) 個人番号(マイナンバー)を記入する
最初に、手元にある通知カードの記載されているマイナンバーを記入しましょう。マイナンバーは12桁の数字になりますので、記入間違いをしないように十分気をつけて記入しましょう。
(b) 名前を記入しましょう
次に、マイナンバーカードを申請する人の名前を記入しましょう。
特に外国人の方はローマ字で書かれているのか、ローマ字+漢字併記、ミドルネームを含んでいたり、フルネームの一部だけが記載されている可能性もありますので、通知カードに記載のある形で記入しましょう。
特に住民票を取得する際、通り名という形で申請していると、本名と通知カードに記載の表記が違っていることもありますので、必ず通知カードに記載の名前を記入しましょう。
(c) 住所
住所欄は住民票に記載の住所を記入しましょう。マイナンバーカードは、住民票に記載のある市町村から発行されるので、住んでいる場所と住民票に記載のある住所が違っていると、手続きする先の市町村が変わってきますので、住所欄は結構大事なポイントだと思います(=゚ω゚)ノ
(d) 生年月日
生年月日を西暦で記入しましょう。
日本式の表記であれば、年/月/日の順番になりますが、外国式の表記(月/日/年)もで問題ないと思います。
(e) 性別
申請する人の性別に○印をつけましょう。
(f) 電話番号
日中に連絡が取れる電話番号を記入しましょう。
手続きに内容に不備があったときに、市町村から連絡をするために必要な番号なので、必ず申請する人の電話番号にして下さい。
お友達の電話番号や、ご家族の電話番号を書くのはやめておきましょう。市町村から連絡があったときに、本人じゃない人が電話にでると、手続きの不備の説明が出来ませんので( ̄▽ ̄;)
(g) 外国人住民の区分
ここから外国人の方は特に注意して記載しなくてはいけない項目なので、しっかりと読んで間違いないように記入しましょう(=゚ω゚)ノ
外国人住民の区分とは、在留カードを保有している「中長期在留者」である必要があります。
なので、この記事を読んで手続きをしようと思っている外国人の方は、必ず「在留カード」を所有している事が条件になりますので、注意して下さいねっ!
(h) 在留期間等の満了日の有無
在留期間が決められているときは、「あり」と記入しましょう。
(i) 在留期間等の満了日
在留期間が決められているときは、在留カードに記載のある満了日を記入しましょう。
発行されるマイナンバーカードの有効期限は、この在留期間の満了日が有効期限となります。在留カードを更新したときは、必ずマイナンバーカードも更新しましょう(=゚ω゚)ノ
(j) マイナンバーカードで使用する写真を添付
マイナンバーカードは顔写真入りの身分証明書にもなりますので、写真の添付が必要となります。
使用できる写真の種類については、下記の記事に詳しく書いてありますので良かったら参考にして下さい!
(k) 申請日の記入
必要事項全てに記入が終わりましたら、書類を記入した日付を申請日に書き込みましょう。
(l) 申請者氏名(自署)
この申請書を書いた人のお名前を、自分の手で書きましょう。友達に代筆して貰ったらダメですよっ!
できる限り、(b)氏名と同じ形式で記入しましょう。ミドルネームも含めたフルネームを(b)氏名として使用しているときは、この(l)欄の申請者氏名も同じ形で書きましょう。
(m) 署名用電子証明書などの発行の有無
この欄は、記入不要です!
間違ってチェックをいれてしまいますと、マイナンバーカードを使用した様々な申請が出来なくなります。
(その他) 代理人記載欄
この項目は、15歳未満の家族の代わりに保護者などが記入する欄ですので、15歳未満の家族のマイナンバーカードを申請する時以外は記入しないようにしてください。
間違っても、お友達が代理で書いたからと、お友達の名前を書くとかしちゃいけませんよっ!( ゚∀゚)o彡°
というか、そもそもこの申請書はお友達が代筆して書いちゃいけませんよ!
返信用封筒をつくろう
個人番号カード交付申請書の記入が終わりましたら、最初に印刷した交付申請書送付用封筒を切り抜いて、封筒を作りましょう(=゚ω゚)ノ
印刷された封筒用紙は2ページありますが、1ページ目の方は、自分で封筒を買ってきて、宛先面に住所と差出人名を記入した紙を貼り付ける時に使用します。
この場合は2ページ目の封筒は使用しません。
手元に封筒がない場合は、2ページ目の封筒のひな形を切り抜いて、封筒周りの(1)~(3)の部分にノリを塗って、封筒の形に仕上げましょう。
封筒の形にしあがりましたら、裏面に差出人の住所などを記入して、個人番号カード交付申請書を入れて、ポストに投函して下さい。
封筒には個人番号カード交付申請書以外の書類は入れないで下さい。
1ページ目を使用したときも、2ページ目を使用したときも、どちらも切手は不要です。
あとは自治体から連絡が来るのを待ちましょう
個人番号カード交付申請書が正しく記入されていれば、1ヶ月ほどで申請をした市町村からはがきで交付通知書が送られてきます。
交付通知書が送られてきましたら、下記の書類を持って市町村の窓口までマイナンバーカードを取りに行きましょう。
- 交付通知書(はがき)
- 通知カード、もしくは個人番号通知書
- 本人確認書類(在留カード)
マイナンバーカードを受け取りの時にパスワードを設定する必要があります。
マイナンバーカードに登録するパスワードは、「四桁の数字パスワード」と「6文字以上の英数字パスワード」の2種類なので、事前に用意しておきましょう(=゚ω゚)ノ
どちらのパスワードも、今後マイナンバーカードを使用してオンライン申請する手続きには必須となりますので、登録したパスワードは忘れないように何かに控えておいた方がよいと思います!
以上が、通知カードと手書き書類でマイナンバーカードを申請する方法についてでした。
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