このところずっとマイナンバーカードについての記事を書いていますが、特別定額給付金を貰うために今からマイナンバーカードを申し込んでも間に合わないですよね。
だけどっ!
マイナンバーカードを使った政府の経済対策は、特別定額給付金だけではないですよっ。
写真、何の写真かわかりますか?( ̄ω ̄)
なに? 日本円だけど、見たことない親父の絵が入ってるからわかんないって?
そーでしょー、そーでしょー、古い素材集から持ってきたので、旧札の5000円札のイメージ写真です(笑)
今日の記事は、「マイナンバーカードをつかって、5000円をゲットしよう!」という事がテーマなので、まずは重要キーワードの5000円というところを押さえて、記事を読みすすめて見ましょう(=゚ω゚)ノ
マイナンバーカードは政府の経済政策には必須になる
今回の特別定額給付金の件で、マイナンバーカードが上手く活用できないと言うことが政府も痛感したところだと思うんですが、だからといってじゃあこれから先はずっと今まで同じように書類とハンコでやりとりしましょう、っていうことにはならないんですね。
マイナンバーカードは国民の様々な情報を一元管理しつつ、多少なりとも国民生活の向上と、市町村の負担の軽減を目的導入された制度なので、日本に住む全国民がこれをちゃんと使うようになれば、恩恵もそれなりにあるわけですね。
でも、根本的に全国民が当たり前のようにマイナンバーカードを使う時代が来ないと、マイナンバーカードを持ってる人だけが得をするような制度は導入しがたいのも事実なので、みんなにマイナンバーカードを持って貰えるように、今必死になって色んなキャンペーンにこのカードを使う政策を推し進めているんですね。
なのでこれからもマイナンバーカードの普及が進むまでは、マイナンバーカードを持っている人の方がほんの少しだけ得をするような政策は出てくる可能性が高いので、通知カードしか持っていない人や、そもそもマイナンバー自体を知らない人は、まずは下の記事を参考にして、マイナンバーカード(個人番号カード)を取得しましょう(=゚ω゚)ノ
最大5000円もらえるマイナポイント制度
マイナポイント、という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
日本に住む外国人の方の多くは、マイナポイントなんて今初めて聞いたぜ!と言う人も多いんじゃないでしょうか。
マイナポイントは、日本政府が消費税増税で落ち込んだ景気対策の一環で行う経済対策で、キャッシュレス決済をした金額の25%を、決済に使った決済サービスのポイントとして還元する制度になります。
もう少し分かりやすく言えば、ICOCAやPayPayみたいな現金を使わずに、電車に乗れたり買い物をしたり出来る支払い方法があるじゃないですか?
こゆのを使って支払いをしたときに、支払った金額の25%がキャッシュバックされる、という事ですね。
このキャッシュバックされる金額が、最大5000円なので、最初に出てきた重要キーワードの5000円は、ここからきてるんです。
25%の還元で最大5000円なので、2万円分使えば5000円満額返ってくる、と理解してもらえればOKです(=゚ω゚)ノ
マイナポイント制度の優秀なところは、電子マネーへのチャージでもキャッシュバックしてくれるので、すぐに買う物がなくても、いずれ使っていく電子決済サービスであれば、チャージだけして5000円を貰うことも出来るんですね!
5000円は決済サービスのポイントとして返ってきます!
マイナポイント制度でむっちゃ誤解されているのは、「マイナポイント」という名前のポイントがどっかについて、そのポイントで物が買えるんですか?ということ。
これ、日本人でもまだ誤解している人が多いみたいで、全然違いますよ!( ゚∀゚)o彡°
マイナポイントは制度の名前であって、何か特別なポイント制度が始まるわけではないです。
マイナポイント制度を利用するという登録をすれば、還元されるのは普段お使いのキャッシュレス決済会社のポイントとして還元されるので、あんまり深く考えなくても、2万円まで普段使いのキャッシュレス決済すれば、自動的に5000円もらえちゃった♪という制度ですね。
少しややこしいのは、この5000円をキャッシュバックしてもらうのには、事前に「マイナポイント制度を使いますよ~~!」ということを、ちゃんと登録しなきゃいけないところ。
この「マイナポイントを使いますよ」と登録する際に、僕がしつこく取得を奨めているマイナンバーカードが必要になるんですね。
なので、何の登録もせずにICOCAやPayPayに勝手にキャッシュバックされるわけではありませんよっ( ゚∀゚)o彡°
マイキーを予約しよう!
マイナポイント制度を利用するのには、登録が必要という事を書きましたが、じゃあどこでどんな風に登録するんだよ、という事が気になりますよね。
そこについて少し詳しく書いてみると、マイナポイント制度の利用登録には、下記の二つが必要になります。
- マイナンバーカード
- 街で使うキャッシュレス決済サービスのアカウント
マイナポイント制度はマイナンバーカードを使って、○○さんがキャッシュバックを希望しています!というのを登録するところからスタートします。
マイキーの予約のやり方
マイナポイント制度には、マイキーIDというものがあります。これはマイナポイントの利用申込みをしたときに発行される特別なIDで、このマイキーIDを使って、決済サービスの登録などを行います。
マイキーIDを取得するためには、お使いのスマホにマイナポイントアプリをインストールしましょう(=゚ω゚)ノ
マイナポイントアプリのインストールについては、総務省のサイトにビデオ解説とアプリのリンク先が記載されているので、参考にして下さい。
アプリのインストールが終わりましたら、マイナポイントアプリを使ってマイキーIDを取得をするんですが、その前に!
お使いのスマホは、マイナンバーカードを読み取ることが出来るスマホかどうか確認しましょう。
特別定額給付金をマイナンバーカードで申請できた人は問題ありませんが、新規にマイナンバーカードを取得したばかりで、初めてスマホを使ってマイナンバーカードで何か登録する方は、スマホが対応しているかどうかを確認するのは、とても重要な作業になります。
上の資料はマイナンバーカードが読み取り出来るAndroidとiPhoneの端末一覧となっていますので、この中に記載のないスマホをお使いの方は、残念ながらお手持ちのスマホを使ってマイキーの予約が出来ませんので、お住まいの自治体に、「マイナポイント制度のマイキーの予約を窓口で受け付けていますか?」とおたずね下さい。
全ての自治体が窓口でマイキーの予約受付をしているわけではないようなので、確認した方が良いと思います。
お手持ちのスマホがマイナンバーカードの読み取り可能な端末だったときは、記事を読み進めてマイキーの予約をしましょう(=゚ω゚)ノ
マイナポイントアプリを開くと、画像のように「マイナポイントの予約」というボタンが表示されている画面が開きます。
マイナポイントの予約をするというのは、マイナポイントを利用しますよ、と国に連絡する作業だと思えばOKです。
なぜマイナポイントの予約をする必要があるのかと言えば、マイナポイント制度で実際に5000円の還元を受けることが出来るのは、2020年9月~22年3月までの七ヶ月間で利用した金額に対してなので、まだ結構先の話なんですよね。
その時に利用申込みすればいいじゃないか、と思うかと思いますが、違いますよっ( ゚∀゚)o彡°
マイナポイント制度は、無制限に利用者全員に5000円を還元する制度ではありません!
還元分予算は2000億円と上限が決まっているので、対象者は4000万人が上限になるわけです。
総務省のマイナポイントのサイトにも、
と記載されているように、予算を超えて受付するワケではないので、マイナンバーカードを既にお持ちの方は、事前に予約して確実に還元してもらえるようにしましょう(=゚ω゚)ノというわけですね。
現在発行されているマイナンバーカードは2020年5月1日現在で約2085万枚で、今のところマイナポイント制度が予算上限に達して受け付け終了する可能性は低いですが、特別定額給付金の件もあって、まだ取得手続き中でこの交付件数に含まれていないマイナンバーカードの件数はとんでもなく多いと思います。
実際僕のところも、マイナポイント制度には利用の年齢制限はないので、子供達のマイナンバーカードも申請したので、こういった人たちがいっぱいいると思います!(=゚ω゚)ノ
なので、お手元にマイナンバーカードがある方、新規に申請したヤツが手元に届いた方は、マイナポイントの予約は必ず済ませておきましょう( ゚∀゚)o彡°
マイキーの取得までの流れ
マイキーの取得までの流れはいたってシンプルです。
ホームメニューにある、マイナポイントを予約するから次の画面に進むと、マイナンバーカードを読み取れるスマホを準備して次に進んで下さい、と表示されます。
次の画面に進むと、マイナンバーカードの電子署名を読み取るために、マイナンバーカードに登録した四桁の数字のパスワードを聞かれますので、入力して次に進んで下さい。
そうすると、マイナンバーカードを読み取っていますという画面が表示され、正常にマイナンバーカードの読み取りが完了すると、マイキーIDが表示されマイナポイントの予約が完了します。
マイキーIDが記載されている画面を下にスクロールすると、画面をスクリーンショットするボタンがありますので、必ず画像として保存しておきましょう。
ここまでの流れの中にメールアドレスなどの登録の画面はありませんので、控えメールはお手元には届きません!
発行されたマイキーは七月から受付が始まる決済サービスの登録をするときに使用しますので、大切に保管しましょう(=゚ω゚)ノ
その他ではマイナポイントアプリの中から利用者マイページを開く時にも使用します。
利用者マイページはマイナンバーカードを読み取っても開くことが出来ますし、この後説明するマイキーIDに紐付けするパスワードとの組み合わせでも開くことが出来ます。
マイキーIDにパスワードを設定しよう
マイキーIDを取得した後、マイナポイントアプリを最初から開きますと、先ほど使用したマイナポイントの予約の下側に、「利用者マイページ」へというグレーのボタンがあります。
ここから登録済みのマイキーIDに紐付けするパスワードの等の設定を行うことが出来ます。
マイナンバーカードで利用者マイページを開く時は、特にパスワードの設定は必要がないですが、いちいちマイナンバーカードを準備して読み取りをしないと利用者マイページが見られないので、マイナンバーカードを普段は金庫にしまってるとか言う人は、マイキーIDにパスワードを設定して、マイキーIDだけで利用者マイページを開けるようにしましょう。
パスワードの設定は、利用者マイページの中から行いますので、最初の一回だけはマイナンバーカードで利用者マイページを開く必要があります。
利用者マイページを開くと、画面の左上に「menu」というボタンがあるので、そこをタップすると画像のような設定できるメニューが表示されますので、その中の「パスワード・メールの設定」からパスワードなどを設定しましょう。
パスワードとメールアドレスの設定画面は特に変わったところはありませんので、忘れにくいパスワードと普段お使いのメールアドレスを登録しましょう。
パスワードは「3種類の文字を組み合わせた6桁から16桁のパスワード」という指定がありますので、@マークとか、!マークを含めたパスワードを記入して下さい。
パスワードの文字の組み合わせちょいややこしいので、普段使いのパスワードに@つけるとかして忘れないようにして下さいねっ( ゚∀゚)o彡°
メールアドレスを登録すると、総務省から色々案内を送ってくれるようですが、その際総務省のドメイン「soumu.go.jp」からのメールを受信するようにしておかないと、せっかく届いたメールが迷惑メールフィルターに引っかかって気がつかなかった、と言う事もありますので、総務省からのメールは受信出来るよう、迷惑メールフィルターの設定も忘れずにしておきましょう(=゚ω゚)ノ
どんなメールが送られてくるのかについては、利用者マイページのメニューの中に、送信する内容を選択する画面もありますので、それをみて確認して下さい。
何で紹介していないのかと言えば、僕的にあまり重要だと思う項目がなかったので、僕は全部メールを受信しないに設定したからです(笑)
決済サービスを登録するのは七月からです!
ここまでの流れ、いかがでしたか?
マイナンバーカードと対応スマホをもっていれば、四桁の数字のパスワードを一回入力するだけなので、そんなにややこしい作業はなかったと思います(^^)
ここで勘違いしないように補足しておきますと、今回してもらった手続きは「マイナポイントを利用しますよ」と総務省にお伝えする作業です。
まだこの時点では、どのキャッシュレス決済サービスを利用して5000円を還元して貰うのかは、登録されていません。
キャッシュレス決済サービスとマイキーIDをくっつける登録は、七月から受付開始になりますので、今日(5/28)の時点で出来る事は、マイナポイントを利用するよっ!という予約をするところまでですね。
利用できるキャッシュレス決済サービスはかなり豊富で、初期設定がややこしいQR決済サービス以外に、主要な交通系の電子マネーカードも含まれていますので、どのキャッシュレス決済サービスを利用したいか、事前に決めておいた方が良いともいます!(=゚ω゚)ノ
詳しい一覧は総務省のサイトでご確認下さい。
まだ増える的な事は書いてあるので、利用している電子マネーや決済サービスが一覧にない時は、追加されていないか定期的にチェックしてみてもいいかもしれませんね。
あと、総務省のサイトに記載がなかったので、直接僕が総務省に確認した内容として、
- 家族分のマイナンバーカードを一台のスマホで予約出来るか?
- 複数のマイキーに同じ決済サービスを登録出来るか?
という二点がありますが、最初の質問は「出来ます」との返事でした。
後の質問は「出来ません」との返事でした。
なので、家族の分のマイナポイントの予約は僕が使っているスマホで出来ましたが、決済サービスは分けなきゃいけないので、そこはちょっとめんどいなぁと( ̄▽ ̄;)
ただ総務省のメールには「決済サービスをどのように登録するかは、まだ仕様が確定していません」とも書いてあったので、同じ決済サービスでも、決済サービス会社側の利用者番号が違う場合は、使えるような気がします。
QRコード決済も電話番号違う端末であれば複数利用できますし、EdyとかICOCAとかは何枚でも発行されますしね。
まぁ何にしても仕様が出てこないと、こんな風に手続き出来ます!とご案内できないので、七月になったらまた詳しい画像つき解説を載せますので、楽しみにしておいて下さいねっ(^_-)-☆
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