黒わんこカフェで紹介しているパンレシピの画像は、大体同じ構図になるように意識して写真を撮っているんですが、初期の頃の写真はカッティングボードもなく、載せているレシピも今ほど細かくなかったりします😵
そのまま載せておいてもいいんですが、やっぱり統一感がある方がパン・お菓子レシピサイトとしてはカッコイイので、今回は「とけたバターがとてもよく合うコーンパン」というレシピを少し改良して、改めて作り直したので紹介したいと思います🙂
このパンはフランスパン生地を使って作るパンなので、クッペと同じタイプのパンになりますが、リスドォルを春よ恋などに変えて作っても、美味しく仕上がると思います😉
リスドォルを使って高温でガッと焼けば表面がパリパリ、中がふんわりした感じになりますし、春よ恋を使って180℃ぐらいで焼けば、柔らかバターロールっぽい仕上がりになるので、お好きな方で楽しんでもらえればと思います🙂
パンそのものはコーンを入れて丸めて焼く、という非常にシンプルな作り方のパンですが、焼き上げ前にバターを少し挟んで焼く事で、溶けたバターがパン生地に染みこんで、濃厚な味わいにパンになるのが特徴です。
コーンの代わりにグラニュー糖をまぶしてバターを挟んでやけば、シュガーバターパンにもなります。
焼く時に乗せるバターは多過ぎないほうがいいですね。溶けるバターの量が多いほど、パン生地に吸収されずに天板に漏れ出るバターの量も多くなって、天板がバターの洪水になります😵
流れ出すバターがもったいない時は、天板に移すときにアルミカップなどの上にパン生地を置けば、一応漏れ出たバターはアルミカップの中にとどまってくれますね😉
POINTもし乗せるバターを事前に加工出来るなら、クープと同じぐらいの幅の細長い棒状にした方が、より確実にパン生地に染みこませることが出来ると思います😉
作り方の手順
一次発酵 | 30℃ 60分 | 二次発酵 | 35℃ 25分 |
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ベンチタイム | 10分 | 焼き | 200℃ 15分 |
- 今回はパン生地の中に入れるコーンが特別な材料になります。コーン缶の中に入っているコーンはかなり水分を含んでいるので、必ずキッチンペーパーでしっかりと水気を取ってから使うようにしてくださいね。パン生地を混ぜある程度まとまったらバターを加えてこね上げます。バターがなじんで捏ね上がってくると、あまりベトつかずとても扱いやすいパン生地になります🙂
- だいたい捏ね上がったと思ったら、コーンを散らすためにパン生地を20×20cmに伸ばしましょう。コーンは広げたパン生地の中に満遍なく散らしましょう。
- コーンをパン生地全体に散らし終わったら、まずはパン生地を半分に切って重ねます。こうすることで、コーンを手で捏ねて混ぜることなく、パン生地の中で層になりますよね😉
- さらにもう半分に切って重ねると四段重ねのパン生地になりますので、この状態で、一番下のパン生地で包むように丸めて行くと、それなりにまんべんなく織り込み材料が混ざった生地になってくれます😆
- 一番下のパン生地でコーンを包んで丸めたらこんな感じになります。案外綺麗にパン生地の中に収まっていますよね😊この状態で何回か折りたためば、さらにしっかりとパン生地全体にコーンがまざってくれますが、折りたたむ回数が多くなればなるほどパン生地の表面にコーンが漏れ出るので、中に入れるコーンなどが多いときは、僕は余りこね回すことはしないですね。
- 一次発酵は30℃60分。つるんとしたパン生地が綺麗に膨らんでますよねっ😁
- 一次発酵終わればガス抜きをして8つに切り分け、固く絞った濡れふきんをかぶせベンチタイム10分。できるだけ同じパン生地の同じ重さになるように丁寧に切り分けましょう☝この時点でも特にベトついた表面になっていないので、本当に扱いやすいパン生地ですね😊
- ベンチタイムが終わったら手のひらで押さえてしっかりとガス抜きをしましょう。
- ガス抜きが終わったら、綺麗に丸め直します。この段階でいかに綺麗に丸めるかが、焼き上がったときの形に繋がってきます。丸く仕上げたいときは、しっかりと丁寧に丸めてくださいね😉丸め終わったらとじ目を下にして天板に並べていきます。
- 全ての生地を天板に並べ終わったら、35℃25分で二次発酵。コーンが入っているので二次発酵が終わると若干形が変形することもありますが、二次発酵前にちゃんと綺麗に丸めておけば、そこまで変な形にはならないと思います😊
- 二次発酵をしている間にパン生地に挟むバターを用意しましょう。僕は10g単位でカットされるバターケースを使っているので、板状になっている10gバター2枚使い、それぞれを1/4に切って準備しました😉カットしたバターはゆるゆるにならない様に、冷蔵庫で冷やしておいてくださいね。
- 二次発酵が終わったパン生地はこんな感じに膨らみますね😊欲張って一枚の天板に沢山ならべて、パン生地が思ったより膨らむとくっついちゃうので、僕は欲張らず二枚の天板に分けて並べるようにしています😉
- 二次発酵が終わったら、軽く霧吹きを拭いてから強力粉をふるい、横一字にクープを入れましょう。僕はこういうまっすぐの大きなクープを入れるときは、Victorinox クープナイフを使います。小さな力でパン生地をガッと切り裂いてくれるので、かなり綺麗にまっすぐなクープを入れることが出来ますよ😉
- クープを入れ終わったパン生地はこんな感じになります😉クープを入れると膨らんだパン生地が萎んでしまうこともありますが、焼いているときにかなり復活してくれるので、あまり心配しなくてもイイと思います。クープを入れる向きがパンによって違うのは、単にコーンを避けてクープを入れただけなので、向きに特に深い意味はありません🤣
- 余熱が終わったら、冷蔵庫で冷やしておいたカットしたバターをクープの上に乗せて、軽く押さえて沈ませましょう。少し沈ませておいた方が、パンが膨らんだときにそのままバターが滑り落ちにくくなると思います☝
- 200℃15分。ヘルシオを使用しているときは、ウォーターオーブンで230℃5分→210℃15分ぐらいでこんな感じの色になりました。あんまり高い温度でガンガン焼くと表面が濃くなり過ぎて焦げているように見えるので、ちゃんと見ながら適当に天板を前後入れ替えて焼いていきましょう😉
- 完成😋このパンは、僕の家族にはとても評判がいいパンですね😆
参考サイト・書籍
過去のレシピを元に作成しているので参考にしたサイト・書籍はありません
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