お砂糖をまぶした揚げドーナツで有名なのは、ミスタードーナツのエンゼルクリームだと思うんですが、こういう揚げパン系のお菓子パンの中にシュガーベニエというパンがあります😊
ベニエというのはフランス語で「揚げた生地」の事を指すので、必ずしも揚げドーナツの事だけを指すわけではないようですが、色んな国でベニエのアレンジレシピがあり、中にジャムや果物をつめたものや、アメリカでは粉砂糖をかけた揚げ菓子としてのベニエがあるようです🤔
今回はアメリカのクレオール料理の一つ、粉砂糖をかけた揚げパンのシュガーベニエの作り方を紹介したいと思います😊
作り方は至って簡単で普通のパンの材料でパン生地を作り、オーブンの代わりに油で揚げて砂糖をまぶせばOKです。
今回はクレオール料理のシュガーベニエを作るので四角く切っていますが、これを丸くくりぬけばミスタードーナツのエンゼルクリームにかなり近い揚げドーナツになると思います😋
POINT今回のレシピは砂糖を思いっきりまぶした感じにしたかったので、砂糖を入れた袋の中に入れてフリフリするやり方を紹介していますが、上品な仕上がりにしたいときは粉砂糖をふるってかけてください🤣
作り方の手順
一次発酵 | 30℃ 60分 | 二次発酵 | 35℃ 15分 |
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ベンチタイム | なし | 揚げ | 170℃ 2分 |
- 今回はパン生地に使うアーモンドプードルとバターミルクパウダーが特別な材料になります。バターミルクパウダーはスーパーに売っていないので、手持ちでないときはスキムミルクに変えてもらってもOKです😉パン生地を混ぜある程度まとまったらバターを加えてこね上げます。バターがなじんで捏ね上がってくると、あまりベトつかずとても扱いやすいパン生地になります🙂
- 一次発酵は30℃60分。つるんとしたパン生地が綺麗に膨らんでますよねっ😁黄色っぽい生地になっているのは、アーモンドプードルが入っているからですね。
- 一次発酵終われば普通であればガス抜きをしてベンチタイムにはいりますが、今回はふわっと膨らんだ感じに仕上げるため、あえてガス抜きをせずにそのまま20×20cmにパン生地をのばしましょう。ガス抜きをしないので、めん棒で抑えて伸ばさずに手のひらで伸ばして、表面の凸凹を抑えるのに軽くめん棒で整地する感じでいいと思います😊
- シュガーベニエはお菓子系の揚げパンなので、大きく切り分けるよりはひと口サイズに切り分けた方が、それっぽくなります。なので正方形に伸ばした生地を、4×4の16個に切り分けてください🙂
- 小さく切り分けたパン生地は、出来るだけ潰さないようにそっと天板に並べていきましょう。全てのパン生地を天板に並べ終わったら、30℃15分で二次発酵。数が多いので欲張って一枚の天板で済まそうとせずに、ちゃんと二枚の天板に分けて並べてくださいね☝
- 二次発酵が終わったパン生地はこんな感じに膨らみますね😊(5)と比べて色が黄色っぽくなっていますが、これはドリュールを塗ったとかではなく、(5)の写真を撮ったときにキッチンのコンロ上の電球が切れたからです🤣
- 二次発酵終了5分前ぐらいになったら、170℃に設定した揚げ油の余熱を始めましょう。揚げパン系は全部そうですが、両面を綺麗に揚げるためにはこまめにひっくり返して、両面を同じように膨らませた方がよいですね。片側だけ極端に膨らむと、ひっくり返らなくなります😵二次発酵が終わったら、両面で二分ぐらいを目安に、どんどんパン生地を揚げていきましょう。思いっきり膨らむので、膨らむサイズを考えて揚げ油の中に生地を入れてくださいね🙂
- 一通りパン生地を揚げ終わったら、粗熱を取っている間に砂糖の準備をしましょう。今回は上白糖とグラニュー糖を半分ずつ混ぜた砂糖にしています。40gずつがレシピですが、袋に入れるのは二回に分けて入れましょう。
- 砂糖が満遍なく絡むためには、粗熱が取れてもまだ表面が油でしっとりしているぐらいの方が良いので、ギリ触れるぐらいの温度になれば、すぐに砂糖を入れた袋の中に移しましょう。二回に分けて砂糖をまぶすので、一回に4個もしくは8個入れて砂糖をまぶし、前半のシュガーベニエが出来たら、残り半分の砂糖を入れて残りのパン全てに砂糖をまぶしましょう。
- 袋に入れたパンに砂糖をまぶすときは、袋を膨らませて風船状にし、その状態でブンブン振ればOKです。袋が膨らんでいないと、なかでパン生地が綺麗に回ってくれませんしね😉
- シュガーベニエが完成しました😋
- ここから先は余談と思って読んでください。パン生地を四角ではなく円形にしてあげれば、揚げ終わった後のパン生地の形はエンゼルクリームそっくりになります。ここからエンゼルクリームにする時は、中にホイップクリームを注入すればそれっぽくなります。揚げて粗熱が取れたパンにホイップクリームを注入するのに使うのは、竹串があればOKです🙂
- 竹串を揚げ揚がったパンの側面から貫通しない程度に深く差し込み、竹串でホイップクリームの通り道をつくってあげればOK。竹串を刺してぐりぐり回して穴を広げる感じですね。穴がそれなりに開いたら、ホイップクリームの口金を差し込んで注入すれば、結構な量のホイップクリームが中に注入されます😆
- 今回のレシピはあくまでもシュガーベニエの作り方なので、綺麗なエンゼルクリームには仕上げていませんが、ホイップクリームを注入したシュガーベニエの味は、間違いなくエンゼルクリームそのものなので、また機会があれば、ちゃんとエンゼルクリームに成型したパンレシピとして紹介したいと思います😊
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