パイナップルの酸味が引き立つパインピールのカスタードロール

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パイナップルの酸味が引き立つパインピールのカスタードロール

本当に役立つ道具を紹介!

フルーツピールというのはフルーツを砂糖漬けにし水分を飛ばして作る食材ですが、材料となるフルーツは多種多様で、パンの材料としてよく使われるのがオレンジを主材料にしたオレンジピールですよね🙂

それ以外にもレモンピールや、柚子ピール、キウイピール、パイナップルピールなど、まあドライフルーツとして売られているフルーツであれば、なんだってパン材料として使うことが出来ると思います😉

今回は酸味と甘みの両方を楽しめるパイナップルピールを使った、カスタードロールを紹介したいと思います。

カスタードロールとは、広げたパン生地にカスタードクリームを塗り、それを巻いて切り落とすことで断面がロールケーキのような感じに仕上がるパンですね😊

カスタードクリームの代わりにシナモンシュガーやコーヒーシュガーを使えば、シナモンロールコーヒーシュガーロールなんていうパンになりますし、いちごのカスタードクリームを使えば、いちごロールというパンになります。

カスタードクリーム系のものを塗れば何たらロールと呼べるので、使い勝手のよいパンレシピの一つですね😉

カスタードロールを作るときのポイントは、中に塗るカスタードクリームは柔らかすぎないようにすること。柔らかすぎると、切った瞬間にカスタードクリームが漏れ出て収集がつかなくなります😵

今回は切っても漏れ出にくいカスタードクリームの作り方と合わせて紹介しますので、他のパンを作るときにも参考にしてもらえたらと思います😆

POINTカスタードクリームは卵だけで作ればプレーンカスタードになりますが、トッピングでいちごパウダーやマロンパウダーを使えば、いちごカスタード、マロンカスタードになります😉

作り方の手順

一次発酵 30℃ 60分 二次発酵 30℃ 40分
ベンチタイム 15分 焼き 180℃ 15分
  1. パイナップルの酸味が引き立つパインピールのカスタードロール1今回はパン生地に塗り込むほどよい固さのカスタードクリームとパイナップルピールが特別な材料になります。パイナップルピールはそのままでは大きすぎる時は、4~5mmぐらいの大きさにカットしておきましょう。ベトつくときは軽く湯通しして油を落としてから使うといいと思います😉パン生地を混ぜある程度まとまったらバターを加えてこね上げます。バターがなじんで捏ね上がってくると、あまりベトつかずとても扱いやすい生地になります🙂
  2. パイナップルの酸味が引き立つパインピールのカスタードロール2一次発酵は30℃60分。つるんとした生地が綺麗に膨らんでますよねっ😁
  3. パイナップルの酸味が引き立つパインピールのカスタードロール3一次発酵が終わったらガス抜きをして四角形に軽くのばしましょう。のばすときの形はやや長方形気味にのばし、写真の様に二回折り畳んで、正方形に近い長方形に成型してからベンチタイム15分おきましょう。四角形にしてベンチタイムを取るのは、成型の時に大きな長方形にのばす必要があるからですね😉
  4. パイナップルの酸味が引き立つパインピールのカスタードロール4ベンチタイムが終わったら、しっかりとガス抜きをしてパン生地を30cm×25cmのちょっと大きめの長方形にのばします😉パン生地を伸ばし終わったらパン生地の上部2~3cmをあけて、準備しておいたほどよい固さのカスタードクリームを満遍なく塗りましょう。あけている上部以外は、隅々まで塗ってOKです。あまり端を開けて塗ると、切り落とした時にカスタードクリームの入っていないパンが出来ますので、ある程度ギリギリまで塗った方が良いと思います。
  5. パイナップルの酸味が引き立つパインピールのカスタードロール5カスタードクリームを塗り終わったら、カットしたパイナップルピールを満遍なく散らしましょう。パイナップルピール60gだと思っているほど沢山散らせないので、もし沢山食べたいときはパイナップルピールは80gぐらいまで増やしてもOKです🙆‍♂️
  6. パイナップルの酸味が引き立つパインピールのカスタードロール6パイナップルピールを散らし終わったらパン生地を下から巻いていき、カスタードクリームが見えなくなったら、蓋をするように何も塗っていないパン生地を上にかぶせてしっかりと閉じましょう。ここで閉じるのが甘いと、二次発酵の時にパン生地が離れてせっかく巻いたパン生地が広がり、カスタードクリームもパイナップルピールも天板に漏れ広がります🤣
  7. パイナップルの酸味が引き立つパインピールのカスタードロール7巻き終わったパン生地はスケッパーや包丁で切ってもいいですが、僕はパン生地を巻いて切り落とすタイプのパンを作るときは、糸で切るようにしています。この方が切れ目が綺麗に仕上がりますし、パン生地も潰れないですみます🙂あとこの手のパンを作るときは、あんまり強くしっかりと巻くのはやめておきましょう。切り落としたときは綺麗な断面になっていても、二次発酵をしたときに膨らんだ生地の逃げ場がなくなって、パン生地が上にせり上がり山みたいな形になって失敗することがあります😵
  8. パイナップルの酸味が引き立つパインピールのカスタードロール8糸で切り落としたパン生地の断面はこんな感じになっています。伊達巻きみたいですよね🤣
  9. パイナップルの酸味が引き立つパインピールのカスタードロール9切断面を上にしてマドレーヌ型やしっかりとしたアルミカップに乗せて、天板に並べていきましょう。僕は生地が横に広がったときに、生地同士がくっつかないようにしたいので、こういうパンを焼くときはマドレーヌ型に入れて焼く事が多いですね😉全ての生地を天板に並べ終わったら、30℃40分で二次発酵。
  10. パイナップルの酸味が引き立つパインピールのカスタードロール10二次発酵が終わった生地はこんな感じに膨らみます😊今回はマドレーヌ型をつかっているので、8個全部を一枚の天板においても生地同士がくっつかず、綺麗に膨らんでくれています。マドレーヌ型に入れておけば、仮に巻き終わりの閉じ方が甘くて生地が離れてしまっていても、マドレーヌ型が受け止めてくれます。二次発酵が終わった時に型からはみ出て膨らんで、隣のパン生地とくっついている時は、ハサミなどでパン生地を切り離し天板を二枚に分けて焼くようにしましょう☝
  11. パイナップルの酸味が引き立つパインピールのカスタードロール11余熱をしている間にドリュールを塗ります。牛乳でもドリュールの代わりになりますが、しっかりした茶色に仕上げたいときは、やっぱり卵をつかったほうがいいですね。
  12. パイナップルの酸味が引き立つパインピールのカスタードロール12ドリュールを塗り終わったら、アーモンドスライスをお好みで散らし、溶けない粉砂糖を振りましょう。パン生地の上にふりかけた溶けない粉砂糖は、焼いていく途中でパン生地と同化して見えなくなりますが、アーモンドスライスの上に乗っかっている分は、焼き上がった後も白い雪化粧をした状態で残ってくれます😉
  13. パイナップルの酸味が引き立つパインピールのカスタードロール13焼き上げは180℃15分。ヘルシオを使用しているときは、230℃5分→210℃12分ぐらいでこんな感じの色になりました。あんまり高い温度でガンガン焼くと表面が濃くなり過ぎて焦げているように見えるので、ちゃんと見ながら適当に天板を前後入れ替えて焼いていきましょう😉今回のパンもパン生地を巻くのは比較的緩く巻いていましたが、それでもやはり少し盛り上がって山の形になっているので、本当に巻くのはゆるめの方がいいと思います🤔
  14. パイナップルの酸味が引き立つパインピールのカスタードロール14完成😋今回は焼き上げ前に溶けない粉砂糖をふりましたが、焼き上がったパン全体に溶けない粉砂糖で雪化粧をしたいときは、焼き上げ前ではなく焼き上がった後に振れば、綺麗な雪化粧をしたパンに仕上げることが出来ますよ🤗
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参考サイト・書籍

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