皆さんは「紅まどんな」という愛媛のブランドみかんをご存じでしょうか🙂
愛媛県は温州みかんの収穫量は全国二位、その中でも中晩柑類は和歌山みかんを引き離しての第一位の生産量を誇っています。
愛媛県が生産している柑橘類は40種以上あり、特に近年中晩柑類の生産に力を入れていることもあり、紅まどんなや甘平、せとかといった贈答用としても愛用される質の高い高級中晩柑を世に送り出しています😊
今回愛媛県さんから「紅まどんな」を黒わんこカフェで紹介しませんか?とお声かけいただけたので、早速愛媛県さんから提供していただいた「紅まどんな」を使って、ヨーグルトムースのグラスケーキを作ってみました😉
紅まどんなは、みかんの仲間とはいえ重量感のある大きさ、切ったときに実から滴り出る果汁感、食べたときにスジを感じないゼリーのような柔らかさ、酸味よりも甘みを強く感じられるスイーツ感あふれる果肉など、普通のみかんと全然違う、さすが愛媛県が研究を重ねて作り出した品種と感じられるみかんでした😆
レシピの途中で出てくる切った断面の写真を見ると、果汁たっぷりでみずみずしく、スジの少ないゼリーのような果肉なのが一目で分かりますね😊
果肉を包んでいる皮がとても薄いので、普通のみかんを輪切りにしたときに見える白い線がほとんどわかりません。なので、こういうみかんは、やはり断面を生かしたスイーツに使うのがぴったりだと思います。
最初はみかんのロールケーキを作ろうかと思ったんですが、サイズが大きい!
うちにある天板で作ったスポンジ生地だと巻ききれない恐れがあったので、急遽ガラスケースに入れたフルーツを楽しむような感じになる、グラスケーキを作る事にしました🙂
グラスケーキはグラスの中にカットしたフルーツを張り付かせ、ヨーグルトやムース、レアチーズケーキなどでグラスの中を満たして作るスイーツで、中にスポンジ生地を入れる事で、グラスを使って作るケーキになります。
今回は紅まどんなの綺麗な断面を見せるように張り付かせ、中には紅まどんなが倒れてこないように、ホットケーキミックスで作ったスポンジを細かくちぎって入れ、その上からヨーグルトムースを流し込んだレシピになっています。
グラスの上側にはスマイルカットした紅まどんなを乗せても可愛いと思うんですが、一個の紅まどんなでスマイルカットと、輪切りの両方を準備できないので、今回はいちょう切りにした紅まどんなを並べた盛り付けにしています🙂
作り方の手順
- 今回は「紅まどんな」を使ったグラスケーキを作りますので、紅まどんなを準備してください。一個の紅まどんなで、二個のグラスケーキを作れると思います。紅まどんなは生産数が限られている高級中晩柑なので、普通のスーパーでは見かけることがないかと思います。なので、お取り寄せするのがいいと思います🙂
- ホットケーキミックスを使ってスポンジ生地を作りましょう。レシピは掲載していませんが、スーパーで売られているホットケーキミックスを使って、ホットケーキ1枚(ホットケーキミックス50gぐらいですね)焼いて準備してください。
- 焼き上がったホットケーキはグラスの中に入れるときに手でちぎりますので、ホットケーキの大きさはお好みでOKです😉
- ヨーグルトムースの材料を準備しましょう。基本的には生クリームとヨーグルトだけでも作れますが、プレーンヨーグルトだとかなり酸味が強くなるので、お好みで砂糖を混ぜて食べやすい味に調整してください。このレシピに書いてる砂糖の量は、加糖ヨーグルト(牧場の朝)を二個使っているので、砂糖の量はほどほどになっています。
- 耐熱容器にゼラチンとゼラチン用の水に入れて、しっかりとふやかしましょう。冷蔵庫で冷やしたときの固さはゼラチンの量で変わりますが、しっかり固めたいときは5g、口溶け良くしたいときは3gぐらいでいいと思います🙂今回は紅まどんなをヨーグルトムースの上にも乗せるので、5gにしてしっかりと固めました。
- 生クリームをボウルに入れ、ホイップクリームを作りましょう。今回はゼラチン液に砂糖を溶かしたので、ホイップクリームを作る時に砂糖は入れていませんが、ホイップクリームに砂糖を混ぜて、ゼラチンは単独でゼラチン液にしてもOKです😉ホイップクリームはツノが軽く立つぐらいでOKです。ヨーグルトなどを混ぜていくので、どっちにせよ最後にはゆるゆるの液体になります。
- ホイップクリームが出来たら準備しておいたヨーグルトを2~3回に分けてホイップクリームにいれ、ゴムべらで切るようにして混ぜ合わせましょう。ヨーグルトが沈んでいるときは、底からすくって満遍なく混ざるようにしてくださいね😊
- ふやかしたゼラチンに砂糖を混ぜましょう。混ぜましょうといっても、ゼラチンは固まっているので、上に乗っける感じですね。
- 耐熱容器にラップを掛けて、電子レンジで600W30~50秒ほど加熱しましょう。ポイントはふやかしたゼラチンが溶けて液体になり、上に乗せた砂糖がゼラチン液の中に沈み込むぐらいですね。ここで加熱しすぎると、中の水が沸いて、砂糖液が漏れ出てしますので、必ず様子を見ながら加熱しましょう。
- ゼラチンが液体になっていれば砂糖もしっかりと混ぜることが出来るので、粗熱を取りながらしっかりと砂糖を混ぜて、均一なゼラチン液を作ってくださいね🙂
- ゼラチンがまだ液体の間に、ヨーグルトムース生地の中に流し入れましょう。ヨーグルトムース生地は冷たい生地なので、温かいゼラチン液を入れたときにすぐに手早く混ぜ合わせないと、ゼラチンがダマになって固まることがあるので、この作業は出来るだけ手早くやりましょう☝
- ヨーグルトムース生地が完成しました😊トロトロとグラスに流し込みやすそうな液体状の生地になっていると思います。
- ヨーグルトムース生地をボウルから直接グラスに流し込むと、流し込む量が多く過ぎてグラスに張り付かせた紅まどんなが倒れてしまいます。なので、一旦絞り袋に移し、丸口金からちょっとずつグラスにヨーグルトムース生地を流し込める様にした方がよいと思います😉
- ヨーグルトムース生地が出来上がったら、紅まどんなの皮を剥いて準備しましょう。紅まどんなは皮が薄いので、普通のみかんのように下側に親指をさして剥いていこうとすると、皮の一部が果肉に残りやすいです。なので、ヘタのついている上側から剥くようにしたほうが、綺麗にむけると思います。
- 紅まどんなの皮を剥いたらこんな感じになっています。もっと白いスジところをとって、オレンジ一色にした方がより綺麗な仕上がりになりますが、ヨーグルトムース生地を長い時間ほったらかしにするのは良くないので、今回はこのぐらい皮を剥いたら、次の工程にはいりました。皮むきを先にやって、ラップで包んで冷蔵庫に保管してから、ヨーグルトムース生地作りを始めてもいいですね🤔
- 皮を剥いた紅まどんなを真ん中で半分に切り、それぞれの断面から5mm程度薄切りにしていって、輪切りの紅まどんなを6枚用意してください。輪切りのサイズは徐々に小さくなるので、グラスに張り付かせるときは同じ大きさの輪切りの紅まどんなを使うようにしてくださいね。
- 輪切りにした紅まどんな三枚を、重ならないようにグラスの内側に張り付かせましょう。グラスの形にもよりますが、紅まどんなはかなり果汁が多い果物なので、張り付かせるのにそこまで苦労はしないと思います😊紅まどんなを張り付かせたら、真ん中にホットケーキをちぎって敷き詰め、紅まどんなが倒れてこないようにしましょう。今回作ったヨーグルトムース生地は、このグラス二つを満たせるほどの量はないので、スポンジケーキを多めに敷き詰めた方が、二つともしっかりとグラスの上までヨーグルトムース生地を流し込めると思います。
- スポンジケーキを敷き詰めたら、準備しておいたヨーグルトムースを流し込みましょう。真ん中から流し込んでいきますが、紅まどんなの側面に空気が入ると見た目がアレなので、紅まどんなの周りにしっかりとヨーグルトムース生地が流し込まれている状態にしてくださいね。
- ヨーグルトムース生地をグラスに流し込み終わったら、こんな感じになります。グラスの上側は平らになるように、キチンと表面をヘラなどで整えた方が、飾り付けに使う紅まどんなが乗せやすいと思います😊今回はゼラチン5g使ったヨーグルトムース生地なので、この状態でも結構ぷるぷるしたヨーグルトムースになっているので、このままカットして余っている紅まどんなをいちょう切りにして、並べていきました。もう一つのグラスは、ヨーグルトムース生地が足りなかったので、ざく切りにした紅まどんなを上から散らした感じで仕上げています。
- 紅まどんなを使ったヨーグルトムースのグラスケーキが完成😋中に入れたスポンジ生地の量が少なすぎたので、二つ目のグラスがヨーグルトムースで埋め切れなかったのが残念でしたが、一個目は紅まどんなの輪切りが綺麗に見えた、グラスケーキになりました😆
- 今回は一個の紅まどんなで二個のグラスケーキを作ったので、上に乗せる飾りは輪切りにしたときの残りで作った、いちょう切りの紅まどんなを並べただけになっています。紅まどんなを2個つかえば、スマイルカットをした紅まどんなをのせ、ホイップクリームで飾り付けしたり、差し色としてブルーベリーや赤系ベリーなんかを添えてミントで飾り付けすれば、もっと本格的なグラスケーキになると思います😉
参考サイト・書籍
過去のレシピを元に作成しているので参考にしたサイト・書籍はありません
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