パンレシピの本を色々見ていると、時々ポンデケージョというパンが紹介されていることがあります🤔
パンレシピの本だから、まあ普通のパン材料で作れるんだろうと思ってたんですが、レシピを良く見てみると使う材料が強力粉ではなくタピオカ粉を使うらしい。
タピオカ粉ってのは馴染みがなく、近所のスーパーでも見たことがないので、輸入食品を取り扱っている専門店まで足を運んでみると、タピオカスターチという名前で売られていた🤩
タピオカスターチ1kg単位でしか売ってないんですが🤣
1kgもタピオカ粉買ってどーするよ、とは思ったんですが、ポンデケージョを作るには必要だし、調べてみたらポン・デ・リングを作る時にも使えるらしい。
お菓子作りにも使えるなら、まあそのうち使い切るだろうと思いタピオカスターチ1kgを買ってきたので、早速ポンデケージョのレシピを調べて作ってみました🙂
タピオカ粉はキャッサバイモから作るデンプンの粉で、お湯で戻すとかなりもっちりした、ドリンクとかによく入っているタピオカになります。
ポンデケージョはブラジル発祥のパンの一種で、ポンが「パン」ケージョが「チーズ」を意味することから、タピオカ粉を使ったチーズ団子的なイメージで想像してもらえればイイと思います😉
作り方も普通のパンよりも団子作りに近いので、発酵させて膨らませるという工程がありません。
ざっくり言えば、材料を混ぜて加熱し、ねっとりしたらチーズを混ぜて丸めて焼き上げる、という感じですね🙂
POINTポンデケージョの主材料はタピオカ粉ですが、白玉粉や片栗粉で作っている方もいるようなので、タピオカ粉が近所で手に入らないときは、白玉粉なんかで代用してもいいかもしれません🙂
作り方の手順
焼き | 180℃ 20分 |
---|
- 今回はポンデケージョを作りますので、タピオカ粉が手に入るときはタピオカ粉を準備してください。タピオカ粉という名前で売られていることもあれば、タピオカスターチ、タピオカ澱粉とかいう名前で売られている商品もあります🤔タピオカ粉以外はどの家庭でも常備している食材しか使わないので、材料は少ない方ですね。
- ポンデケージョはチーズ団子なので、中に入れる粉チーズを用意してください。中に入れるチーズは必ず粉チーズにしてくださいね。最初に作った時にブロックチーズを切った物を入れて大失敗したので😵一回に作るポンデケージョの量によりますが、粉チーズはかなり消費します。今回はこの商品を一本丸々使うことになりました。
- 鍋に牛乳、水、オリーブオイルを入れて小さな泡が立つぐらいに軽く温めましょう。オリーブオイルは牛乳などに溶けず混ぜても浮いてきますが、この段階ではとりあえず温まった液体になっていればOKです。
- の液体が温まったら火を止めて、タピオカ粉を入れて手早く混ぜ合わせましょう。タピオカ粉が温まった液体を吸った途端に一気に粘度が高くなり、ゴムのような弾力のある塊に変わります。なので、お菓子作りによくある材料を2~3回に分けて加える、なんてことやると2回目3回目のタピオカ粉が混ざらずにめちゃくちゃ困ると思います😵なので、タピオカ粉は一気に混ぜて手早く混ぜた方がよいと思います。
- 鍋の中のタピオカ粉が手で捏ねられそうなぐらいの塊になったところで、ボウルに移しましょう。この後溶き卵を2回に分けてタピオカ粉となじませていきますが、めちゃくちゃなじませにくいです🤣木べらなどでおさえては練り、おさえては練りって感じのを繰り返して、手で触れるぐらいまで冷えたなら、手で捏ねまくった方が混ざるような気はします🤔
- 溶き卵をタピオカ粉にしっかりとなじませて黄色い大きな団子みたいになってきたら、塩を加えてさらにしっかりと練っていきましょう。ぶよぶよして弾力があるので捏ねるのも結構大変ですが、頑張ってくださいね😵
- 塩がある程度混ざったら、最後に粉チーズをドバッと入れて、しっかりと混ぜ合わせましょう。手で握る、手のひらで押さえる、折りたたんで捏ねる等して頑張って混ぜていれば、そのうちポンデケージョ生地全体に粉チーズが混ざってくれるので、中途半端に粉チーズが塊で残った状態で捏ねるのを諦めないようにしてくださいね。
- 粉チーズを混ぜ終わったら後は丸めて焼くだけになりますが、結構この段階でもポンデケージョ生地はベトベトして丸めにくいことがあるので、そういうときはオリーブオイルを一回しポンデケージョ生地に掛けて捏ねれば、手離れの良い状態になってくれます。レシピによっては、手の方にサラダ油を塗って丸めてくださいと書いている物もあるので、お好きなやり方でチャレンジしてみてください🙂
- ボウルからポンデケージョ生地を出したら、こんな感じになっています。パン生地と違って、この状態からダレて緩むって事はないですね。しっかりとした弾力のあるゴムみたいなポンデケージョ生地って感じですね。普通はここからちぎって丸めてという作業をするそうですが、ポンデケージョ生地はちぎりにくいし、ちぎったポンデケージョを量を調整するために細かくちぎるとか切るとかいうのは、どー考えてもやりにくいです。なので、僕は別の方法で分割しました。
- 僕がやった分割方法は、ひとまとまりになっているポンデケージョ生地を上から押さえて20×20cmもしくは、16×16cmの四角形に伸ばし、スケッパーで4×4に切り分けるという方法。正確に同じ大きさにはなりませんが、手でちぎって重さを揃える労力を考えれば、作業時間的にも労力的にも遙かに楽なので、この方法をオススメします😉切り分けたポンデケージョ生地を丸めるのは簡単ですよ🙂
- 16個のポンデケージョ生地を丸めて天板に並べるとこんな感じになります。多少凸凹した団子になっていますが焼いている途中でポンデケージョ生地が膨らむのか、焼き上がったときはそこそこ綺麗なボールになっていました。なので、丸めるポンデケージョの形は大体ボール状になっていればいいと思います😊
- 焼き上げは180℃20分。ヘルシオを使用しているときは、210℃5分→220℃20分ぐらいでこんな感じの色になりました。元々黄色生地なので焼き色ってのがよく分かりませんでしたが、焦げると美味しくなさそうなので、ポンデケージョ生地に織り込んでいるチーズが色づいてプツプツ見えてきたら、焼き終わりが違いと思っていいともいます。
- ポンデケージョが出来上がりました😋やってる作業は材料混ぜて、捏ねて、団子にして焼くだけですが、普通の団子よりはるかに弾力があるので、材料によってこんなに違うんだと、作りながらとても勉強になりました🤔
|