パン作りをこれから始めようという方や、すでにパン作りはやっているのだけど、他の人がどんな道具をつかっているか気になる方にパン作りに必要な本当に役立つ道具を紹介します😉
パン作りの道具には「絶対に必要な道具」と「あると便利な道具」の二種類あるわけですが、製菓・製パンの専門店の道具コーナーを見に行くと、こういった区別無く道具が並べられているので、パン作り初心者の方はどれをえらべいいか悩んでしまいますよね😵
今回紹介する道具は僕が実際にパン作りをするときに使っているもので、その中から「絶対に必要な道具」と「あると便利な道具」分けて一つずつ紹介していきます😊
今回紹介する道具以外にも同じ役割をする道具は沢山あるので、もっと安いのがいいよとか、お気に入りのお店が別にあるのだけど…というときは、道具の一般名を併記しておきますので、一般名で検索して自分に合った道具を探してもらえれば大丈夫です🙆♂️
パン作りの道具とは
電化製品と道具の二つに分けて考えよう
パン作りの道具と言っても、混ぜたり、捏ねたり、形を作ったりとパン作りの工程毎に使う道具が異なります。
それぞれの工程毎に必要な道具を順番に紹介していきますが、具体的な道具の紹介に入る前に、最初に提案させていただく事は、パン作りに使える「電化製品」と「製パン道具」は分けて考えた方がいいということ。
電化製品は今回紹介する商品以外にも同型の商品は色々ありますし、機能も値段もまちまちなので、最終的には目的に合った製品を選んでもらうのが一番だと思うんですね😉
製パン道具については、価格の安いものは100均でも売っていて、値段以外については今回紹介する商品とほぼ変わらない製品も売られています。
ただ、100均の商品は耐久性が低かったり、ちゃんとした製品よりもサイズが小さい事もあるので、何でもかんでも100均で済ませるよりは、まずは今回紹介する製品をしっかり見ていただいて、本当に同じ商品として使えるかどうか、よく調べてから100均の商品を買った方がいいと思います🙂
100均に探しに行くのが面倒なときは、紹介している商品をそのまま買ってもらっても問題はないと思います🙂
参考価格について
この記事に記載している参考価格は、2021/12/15の時点で最も安かったショップの価格を記載しています。
ショップが価格を変更したり、商品を削除することもあるので、あくまでも参考にとどめておいてくださいね😉
パン作りで使える電化製品
必ず必要な電化製品
オーブン
パン作りに最も重要な電化製品は「オーブンレンジ」です。
これについては別記事で詳しく紹介していますので、そちらを参考にしてもらえたらと思います😉
クッキングスケール
クッキングスケールを別の言い方をすれば電子はかりになります。パンレシピに書かれている材料には、必ず使う分量が記載されています。その分量を正確に計るためには、必ずクッキングスケールが必要になります。
僕がオススメするクッキングスケールは、完全防水の0.1g単位で計れる商品になります。
完全防水ではない製品も売られていますが、前に間違ってクッキングスケールごとシンクに置いてそのまま水をかけて壊してしまったことがあるので、完全防水と普通の商品はわずかな金額の差しかないので、僕は完全防水の商品をオススメします😉
計量単位は1g、0.5g、0.1gとクッキングスケールによって最小単位が違いますが、僕は0.1g単位のものをオススメします。
温湿度計
デジタル温湿度計は基本的には室内の温度・湿度を計測する機械になりますが、パンを作るときには作業場の周りの環境については、少し気を遣っておいた方が良いと思います。
夏場と冬場とでは温度も湿度も全然違いますし、住んでいる地域が北方と南方とでも違いますよね。
それ以外にも、クロワッサンのようにバターが溶けない温度で二次発酵をしなきゃいけないような時に、二次発酵を行う場所の温度・湿度を計測しながらやらないと、発酵不足や過発酵になることがあるので、デジタル温湿度計はあった方が良いですね😉
今回紹介しているこの商品は、過去の最高・最低温湿度を表示する機能があるので、発酵開始の温度・湿度と発酵終了時点での温度・湿度の差を調べることも出来る、優れものです😊
あると便利な電化製品
ハンドミキサー
ハンドミキサーはパン作りには必須ではありませんが、カスタードクリーム等を使ったパンを焼きたいときは、カスタードクリームを作る必要があります。
そのときハンドミキサーがあるのと無いのとでは使う労力が全然違うので、クリームパンなどを作りたいときは、ハンドミキサーはあった方が良いですね😉
電動ブレッドナイフ
電動ブレッドナイフとは、文字通りパン切り包丁の電気で動くタイプのものです。
これはホームベーカリーで食パンを焼いく方には必需品に近いアイテムですが、食パンを焼かない時はあまり活躍しないかも知れません。
でも、エクレア等の柔らかいクリーム入りのスイーツを切ったときでも潰れずに切れるので、一台あって損はない、非常に便利なアイテムだと思います😉
浄水器
僕の家に昔からある電化製品なのですが、最近アルカリイオン水で作る高級食パンというのが注目されていることもあり、パン作りに使うお水も、普通の水道水を使うか、あえてアルカリイオン水を使うかで、仕上がりが少し異なってくるようです。
僕は深く考えてはいませんが、とりあえず焼いているパンはすべて「アルカリイオン水」で作っているので、全体的にふんわり柔らかい仕上がりになっているようです😉
混ぜる・捏ねる道具
必ず必要な【混ぜる・捏ねる】道具
計量
計量スプーンはお料理に使うものであれば何でもOKです。
黒わんこカフェで紹介しているパンレシピは基本的にg単位で表記しているので、この道具はあまり計量スプーンとして使うことはありませんが、それでも普通のスプーンを使って材料を量るよりは、計量スプーンをつかって計る方がやりやすいですしね😉
計量カップは主に水・牛乳の量を量るのに使用します。
クッキングスケールに普通のコップを乗せて、重さで計量しても同じ事は出来ますが、中身が見える計量カップの方が使いやすいと思います。
計量カップの大きいタイプのものです。
強力粉250gぐらいまでのパン材料であれば計量カップは200mlのもので大丈夫ですが、食パンなどを焼く時は270mとかの水が必要になってくるので、200ml以上がはかれるこのタイプの計量カップはあった方が良いと思います😉
へら
材料をボウルに移した後、混ぜ合わせるのに使用します。真ん中に穴が空いたタイプの木製へらも売られていますが、特に穴があいている必要は無いです。
材料を混ぜる以外に、カスタードクリームを作ったりするときにも使用するので、なんだかんだと出番の多いアイテムの一つだと思います。
これは主にカスタードクリームなどを作るときに使用します。
100均にも同じようなゴムへらは売っていますが、あまり柔らかいゴムへらを使うと、先がくねくね曲がって使いにくいので、ある程度しっかりしたゴムへらを使う方が良いと思います。
ゴムへらには耐熱温度があり、高温のフライパンなどで使えないゴムへらもあるので注意しましょう☝
ボウル
パン材料を入れて混ぜるのに使うステンレス製のボウルです。僕が使っているのは幅23cm深さ9.5cmのものを二つ使っています。
何故二つかというと、一つ目のボウルには粉状の材料を入れて混ぜ、まとめるのに使います。二つ目のボウルにはこね終わった生地を入れて、一次発酵をするときに使います。
粉状の生地をまとめ終わった時にボウルを洗えば一つですみますが、いちいち手を洗って拭いてという作業をするのが面倒なので、二個のボウルを使っているって感じですね🙂
このサイズのボウルであれば、手こねで作る二斤の食パン(強力粉500~600g)まではなんとか一次発酵が終わっても漏れずに耐えてくれますが、これより小さいボウルを使うと、多分手こねで作る二斤の食パンは難しいと思います😵
家族二人とかの場合であれば、食パンも一斤しか焼かないと思うので、一回り小さいボウルでもOKです😉
ステンレスボール以外にもプラスチック製やガラス製のボウルもありますが、ガラス製は重いですし、プラスチック製は耐熱温度が製品によって違うので、あまり深く考えずに手荒に扱っても大丈夫なステンレスボールは、使い勝手は一番よいと思います😁
あると便利な【混ぜる・捏ねる】道具
パンボード 木製
黒わんこカフェのレシピ写真を見てもらうと、木製の大きな板の上で作業をしているのが分かると思います。あの木製の大きな作業台がこの商品になります。
パン生地を捏ねたり・形を作ったりするのは、やりやすい場所であればどこでもイイですが、パン生地は使う強力粉や水分量によっては、めちゃくちゃネトつく生地になることがあります。そのときこのペストリーボードを使用していれば、非常に綺麗にパン生地が台から離れてくれるので、かなり作業しやすいです🙂
置き場が確保できるようでしたら、僕はこれは買っておいた方が良いアイテムの一つだと思います😉
パンボード 大理石製
こちらの商品もパン生地を捏ねたり・形を作ったりするときに使用する作業台になります。この商品は大理石を使った商品のため、重さ、パン生地離れの良さ、低い温度を保って作業をすることが出来ます。
クロワッサンのようなバターが溶けては困るような生地を扱うときには、このボードがあると良いかも知れませんが、木製のペストリーボードでも特に差し支えは無いと思います。
パンボード ゴム製
比較的安価に買える作業用マットになります。
最初にお伝えしておくと、この手の商品は「ネトつきがひどい生地」の時にはシリコンマット自体が生地にくっついてくるので、全く使い物になりません。
直接キッチン台の上で作業したくない、少しでも清潔な環境で作業したい、という時に使うぐらいのアイテムなので、本気で色んなパンを焼きたいと思っている方は、素直に木製か大理石製のペストリーボードを購入しましょう🙂
ただ、木製や大理石製のペストリーボードはそのままキッチン台の上に置くと、パン生地を捏ねているときに本体が滑ることがあります。なので、僕はこのシリコンマットを滑り止め代わりに敷いて、その上に木製のペストリーボードをおいて作業をしています。
形を作る道具
必ず必要な【形を作る】道具
スケッパー
一次発酵が終わった生地を切り分けたり、成型の時に生地を切り分けたりと、パン作りの作業には「切る」という作業は非常に良く出てきます。そのとき大活躍するのがスケッパーという道具で、この商品はポリエチレンで出来ているので、適度に柔らかさもあり、とても使いやすいアイテムです。
スケッパーには金属製のものもありますが、よく切れますが素材が硬いため融通が効きません。パン作り初心者の方は、ポリエチレンで出来ているこのスケッパーの方が絶対使いやすいので、これを使うことを僕はオススメします😉
スケッパーは生地を切る以外にも、材料を混ぜる、捏ねる時に生地をひっくり返す、生地をまっすぐに成型する、成型した生地をすくって移動させるなど、多分パン作りで一番使う道具だと思います😊
めん棒
めん棒は生地をのばすときに使用します。サイズや素材が色々ありますが、基本的に一番よく使うのは木製のこのサイズのめん棒だと思います。
比較的軽くて扱いやすいので、小さく切り分けた生地をのばしたりするときにはこのサイズがちょうど良いと思います。
この商品もめん棒の一種ですが、木製めん棒と違い表面がでこぼこした加工がされています。
このでこぼこにより生地がめん棒につきにくく、ガス抜きめん棒と名前がついているように、ベンチタイム後の生地をのばすときにのばす作業とガス抜きの作業が同時行えるのが特徴です。
このめん棒を使うときの注意点は、表面にでこぼこした加工がされているため、伸ばした生地に凹凸のへこみがつきます。なので、クロワッサン生地のように中にバターが折り込まれている生地をのばすのに使用すると、折り込んだバターが潰れてしまうので、伸ばすパン生地に合わせて木製めん棒か、ガス抜きめん棒か使い分けをしましょう。
クープナイフ
フランスパンなどに「飾り」を入れるためのナイフになります。このクープナイフは刃の部分が小さいため、細かい模様を入れるときに使用します。
まっすぐな大きめのクープを入れるためのナイフになります。
このクープナイフは刃の部分が波状で、本体がまっすぐになっているため、パン生地をまっすぐ裂くようなときに使用します。
フランスパンなど、斜めにクープを入れる時に良く使用するクープナイフです。このクープナイフは刃の部分が少し湾曲している、カミソリタイプのクープナイフになります。パン生地をスパッと切り裂いて切れ目を入れるようなときに使用します。
ちなみにこのクープナイフは寝かせて使うと刃が湾曲しているため、まっすぐ切れません。なので、本体を45℃ぐらいに立てて、角で裂いていくという使い方をするとよいと思います😉
粉ふるい
粉ふるいは薄力粉のようにダマになりやすい材料を細かい目に戻すときに使用します。この商品は本体を片手で持って、必要な分量だけ網の上に材料を入れ、本体を揺さぶりながらふるって使用する商品になります。
基本的には粉類を振るうのに使用する道具ですが、卵をドリュールに使うときに、卵白を除去するために使用します。
細かい作業に向いているアイテムなので、二次発酵が終わった生地の上に強力粉で雪化粧をする時や、スイーツを作るときに粉砂糖をふるうとき等にもこの商品を使います。
ケース状になった粉ふるいになります。主に捏ねたり、形を作ったりするときの「打ち粉」をする際に使用します。
打ち粉はハンディ粉ふるいでも代用できますが、片手で振るだけで強力粉をふるえるこの商品を使った方が、作業は断然楽に出来ます😉
この商品は材料を混ぜる時に使用する、大型タイプの粉ふるいになります。
パンの材料を混ぜるときにはあまり使用しませんが、カスタードクリーム等を作るときに薄力粉を結構使うので、そういった量の多い粉類を振るう機会が多いときには、絶対あった方が良いアイテムだと思います🙂
あると便利な【形を作る】道具
ふと型めん棒
これは木製めん棒を大型にして太く、重くしたアイテムになります。普通のパンであればそこまで広い面積に生地をのばすことはありませんが、クロワッサン生地のように広くのばして、それを折りたたむといった生地を作るときには、このぐらいのサイズのめん棒があると、作業がグッとやりやすくなります😉
重さも太さもあるので、細い小さいめん棒を使うよりは、楽に大きな生地にのばすことが出来ますね😊
似たようなアイテムに、ハンドル付きのローラータイプのものもありますが、生地をのばす面積があまり大きくない商品もあるので、作りたい生地のサイズに合わせて探していただければイイと思います。
キャンパスシート
主に二次発酵をする際に使用する、コットン100%で作られた厚手の布になります。
使い方としては生地を捏ねたり、形を作ったりするときにも使用することが出来るみたいですが、僕は二次発酵の時にしか使用しません。
二次発酵をするときに、あまり横に膨らんで欲しくないパンを作るときに適度な幅に折り畳んで使っています。
バゲット天板を持っていない方が、バゲットの成型をするときに使うとよいと思います。
この商品のサイズは結構大きいですが、半分に切ればちょうど天板二枚分の大きさなので、半分に切ってから切り口をミシンでほどけないよう加工して使っています😉
フランスパン天板
バゲットを成型するための特別な天板になります。
この天板に乗せて二次発酵し、そのまま焼き上げまでもっていけます。確実に同じ太さのバゲットが出来るので、僕はよく使っています😊
この天板は大小の二種類売られていますが、大きいサイズのバゲット天板はオーブンレンジの天板よりも幅が大きい可能性があります。その場合は、バゲット天板を加工して収まるサイズにするか、オーブンレンジの天板を使わずに、直接庫内において使用するといった使い方になると思います。
僕はヘルシオの天板サイズに合わせてバゲット天板をカットして使用しています😉
発酵かご
カンパーニュという独特の形をしたパンを焼く時に使用します。カンパーニュは独特の縞模様が特徴なのでこのアイテムを使わないといけませんが、カンパーニュ以外のパンでこのアイテムを使うことがあるのかどうかわかりません。
なので、使用頻度はものすごく少ないアイテムです🤣
発酵かご自体は丸形以外もありますので、ボウルで発酵させずかごを使いたいときは、丸形以外の発酵かごを使ってもよいかと思います。
ただ、パン作り初心者の方は普通のステンレスボウルで発酵させればいいと思うので、無理に買うようなアイテムでも無いと思います。
アクリルルーラー
生地の厚さを均一にのばしたいときなどに使用する、高さが一定の物差しになります。
物差しと言ってもこの商品にはメモリはないので、あくまでも「厚さ」を一定にしたいときに使用するアイテムだと思って使ってください。クッキー生地を作るときにはあった方が便利ですね😉
生地の左右にこのルーラーを置いて、その上をめん棒を滑らせれば、ルーラーの厚さの生地に仕上がる、というアイテムですね。
アクリルルーラーの5mm版です。
5mmって結構分厚いので、クッキー生地用には使いにくいと思いますが、パン生地であればこのぐらいの厚さにのばすこともあるので、3mmと5mmは適当に使い分けしてもらえればと思います😊
焼く時に使う道具
必ず必要な【焼く時に使う】道具
オーブンシート
パンの最終工程「焼き上げ」をする時に使用する特殊素材のシートになります。
オーブンレンジの天板に直接パン生地を置いて焼いても焼けますが、生地によっては天板に張り付いて、剥がすときにパン生地の底が剥がれることがあります。そういったトラブルを避けるために、普通はオーブンレンジの天板に直接パン生地はおかず、クッキングシートなどを敷いてからパン生地を並べていきます。
ただ毎回焼く度にクッキングシートを天板のサイズにカットするのも面倒ですし、何よりものすごい勢いでクッキングシートが減っていくので、僕はこのオーブンシートを買って、天板のサイズにカットしたものを準備して使っています😉
溶き卵などが落ちて焦げても、簡単に水で洗い流せるので、めちゃくちゃ便利です😆
刷毛
ドリュールを塗るときに使用する、毛先が柔らかく、毛が抜けにくい高級刷毛になります。
100均とかにナイロン製の刷毛が売られていますが、ナイロン製の刷毛は毛先が硬く、生地の形に合わせて優しく曲がってくれないですし、生地に均一にドリュールが塗れないときがあります。
この刷毛は高級刷毛というだけあって、本当に綺麗にドリュールが塗れるので、もうこれ以外の刷毛でドリュールを塗るのは考えられないですね😆
あると便利な【焼く時に使う】道具
オイルスプレー
食パンやスイーツを作るときに使う、金属製の型を使うときに吹きかけるオイルスプレーになります。
パン型やお菓子型は、シリコン製やシリコン加工などがされた型であればこういったアイテムを使わなくても、焼き上がったパンが型から綺麗に外れてくれますが、すべての型がシリコン製やシリコン加工されているわけではなく、安い型は大抵は何の加工もされていません。
そういった型を使うときは、バターやマーガリンを型の表面に塗るなどしなくては、焼き上がったパンが綺麗に型から外れないので、オイルスプレーみたいに簡単に型にオイルを塗れるアイテムは必須ですね😉
切る時に使う道具
必ず必要な【切る時に使う】道具
ブレッドナイフ
電動ブレッドナイフは電化製品のところで紹介しましたが、この商品は手でパンを切るためのパン切り包丁になります。
普通の包丁は波刃になっていないため、パンの生地を切るのに適していませんが、ブレッドナイフはパンを切るため用の包丁なので、表面がとても硬いハード系のパンでも、無理なく切ることが出来ます。
ただ、電動ブレッドナイフと違い手で切るアイテムのため、力の入れ方によってはパンが潰れることがあります。なので、予算に余裕がある方は手動のブレッドナイフよりは、電動の方を買っておいた方が良いと思います😉
あると便利な【切る時に使う】道具
物差し
6つや8つに切り分けたパン生地をのばすときにかなりよく使う30cmの長さの物差しです。
スケッパーの幅が12cmなので、これを使って伸ばした生地のサイズを測る方法もありますが、12cm以下のときや20cmみたいなときに、スケッパーだと正確な長さが測れないですよね。
この物差しが一本あると便利だと思います😉
これは長さが60cmのステンレス物差しになります。
上で紹介した30cmの物差しの長いやつですね。
30cm以下のサイズにのばすときは短い方でイイですが、コルネやリースパン、クロワッサンなど、成型の時に50cm以上に生地をのばすことがありますので、そういったときに必ず必要になると思います🙂
ステンレス製でなくてもいいですが、プラスチック製の物差しは洗っていくとメモリが消えることがあるので、僕は洗っても大丈夫なステンレス製の物差しを使っています😉
ピザカッター
文字通りピザを焼いたときに、6等分とか8等分に切るための、転がすタイプのパン切り包丁になります。
転がすだけで長い距離をまっすぐ切れるので、クロワッサン生地を切り出すときに長い物差しを当てて切る、といった使い方も出来るので、クロワッサンを焼きたいときは一つ持っていても良いと思います😉
ちなみにピザカッターには刃先がギザギザになっているものありますが、あのタイプのピザカッターをパンの生地を切り出すのに使用すると、作業台に傷がつきます😵
なので、僕は作業台が傷つきにくく、洗いやすいこの商品をオススメします😊
食パンガイド
これはホームベーカリーをお使いの方は絶対買っておいた方が良いアイテムになります。
食パンガイドは大きいもの、普通サイズのもの、横から切るものといくつか種類がありますが、ホームベーカリーで二斤サイズで焼くと、高さが結構出ます。
特に黒わんこカフェのホームベーカリー用レシピは、ゴールデンヨットを混ぜてあえて高さが出てお得な気分が味わえるレシピになっているので、背の低い食パンガイドだとサイズが合わないことがあります。
なので、ホームベーカリーで背の高い食パンを焼く時はLサイズ、もしくは大きなサイズという記載のある食パンガイド購入しましょう😊
ちなみに、僕は横向きの食パンガイドも持っていますが、かなり使いにくいと思うので、どちらかと言えば、やはり縦向きのこの商品をオススメします。
その他の道具
あると便利な【その他】道具
バターケース
450gの大きな無塩バターを保存しておくためのバターケースです。
450gのバターを10g単位のサイズに切り出して保存しておけるので、何回もパンを焼く人には必須のアイテムだと思います😉
黒わんこカフェのレシピの一番最初の写真は必ず材料一覧の写真になっていますが、そのときに写っているバターは、このバターケースで切り出した一本10gのバターを、必要量分だけ並べて写真を撮っています。
無塩バターも200g単位で買うより、450g単位で買う方が安くなりますしね😉
ちなみに、この手のバターケースによっては、蓋を乗せているだけで密閉できないタイプのものあります。
無塩バターはできるだけ密閉したバターケースで保管する方が良いので、この商品のように蓋がキチンと閉められる商品をオススメします。
カッティングボード
これはパン作りとは関係ないアイテムですが、ちょっとでも見栄えの良い写真を残したいときには、必須のアイテムです😁
本来はまな板として使用するアイテムですが、模様が綺麗なので写真を撮るときの背景紙代わりに使っています。僕は見栄張り写真撮るとき以外は使用しません。汚すの厳禁です🤣
奥さんがホームパーティーの時にステーキを載せて食卓に出した事もありますが、かなり良い感じにお料理が映えるので、パンの写真撮る以外にも色々使えるアイテムだと思います😊
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