今回は黒糖の製造販売100余年という老舗黒糖メーカーの上野砂糖さんから提供していただいた「焚黒糖」と「黒糖みつ」使った、黒糖蒸しパンの作り方を紹介したいと思います😊
今回紹介するレシピも、前回紹介した「上野砂糖さんの焚黒糖と黒糖蜜で作る、黒糖カラメルのちぎりパン」でも使った、黒糖カラメルを使うレシピにしています。
黒糖カラメルを使う理由は、色合いをより黒糖らしく仕上げるのと、カラメルにすると香りも強くなるため、黒糖を使ったパンを食べているっていう感じになるからですね😉
よく見かける蒸しパンのレシピは小ぶりな耐熱カップなどに入れて蒸し上げた、個食タイプのレシピが多いですが、今回はあえてパウンドケーキ型をつかって、ケーキのような形をした蒸しパンにしてみました。
パウンドケーキの形をした蒸しパンなので、切り分ける厚さも自由に変えられるので、おやつに食べても良し、厚めに切って朝食代わりにしてもよしと、手作りならではの楽しみ方が出来るレシピになっていると思います😆
POINT貝印のDL6158(18cmパウンドケーキ型)で作りましたので、このレシピはこのぐらいのサイズであればどの型でもいけると思います😉
作り方の手順
- まず最初に黒糖カラメルを作るところから始めましょう。詳しい作り方は上に記載の参考レシピを読んでもらえばわかりやすいですが、基本的に鍋に材料を入れて煮詰めるだけでOKです😉
- すべての材料を鍋に入れます。基本的にカラメルは砂糖を加熱して溶かして作る食材なので、無理にかき混ぜる必要は無いですが、ダマになっているとその分だけ塊になって鍋の底に張り付くことがあるので、ダマになっているところはゴムべらなので砕いておきましょう。
- 今回の黒糖カラメルはこのぐらい煮詰めたところで火を止めました。普通のパンと違い、牛乳の量が48mlと非常に少ないので、煮詰めすぎてドロドロになると黒糖カラメルが牛乳に上手く溶けないので、ほどほどにカラメル状になったぐらいでイイと思います🙂
- 黒糖カラメルが出来たところで、残りの蒸しパンの材料を準備しましょう。レーズンは三回に分けて型に散らしたので、少し多めの40gになっていますが、一番上に飾りとして散らすだけであれば15gもあれば十分だと思います😉
- 黒糖カラメルの鍋に牛乳を加え、しっかりと混ぜ合わせましょう。最初は黒糖カラメルの粘度が高く、分離した感じになりますが、ゴムへらを斜めに倒してぐるぐるかき混ぜているうちに、綺麗な液体状になるので大丈夫です。
- 黒糖カラメルと牛乳がまざったら、溶き卵を加えましょう。これもゴムへらでぐるぐるかき混ぜれば、綺麗に混ざってくれますが、黒糖カラメルの温度が高いときに、牛乳より先に溶き卵を入れると、溶き卵が固まってしまうので、必ず牛乳を入れて黒糖カラメルの温度を少し下げてから溶き卵を加えてくださいね😊
- 黒糖液と溶き卵がしっかり混ざったら、ベーキングパウダーと薄力粉を混ぜたものを、ふるいながら鍋に入れていきましょう。最初はめちゃくちゃ粉が多い感じになりますが、黒糖液と混ぜていくとちゃんとねっとりとした液体になります😉
- 黒糖液と粉類が混ざったら、こんな感じの薄い茶色のトロトロの液体になります。写真ではサラサラしているように見えますが、実際はゴムへらですくうと、ボトッ!ボトッ!と塊の液体が落ちるぐらい、粘度が高い黒糖液になっています🙂
- 茶色の黒糖液にサラダ油を加えます。サラダ油を加えることで蒸しパン生地に柔らかさとツヤが生まれ、型にサラサラと流し込めるようになります。
- 次の作業は黒蜜を加える作業になりますが、これは仕上がりの色をさらにもう少し濃くしたい&黒糖の味をしっかりと味わえる黒糖蒸しパンに仕上げたい方は、最後に黒蜜を10-15ml加えて蒸しパン生地を完成させましょう😉あっさりとした黒糖味にしたいときは、この黒蜜を加える工程は省いてイイと思います🙆♂️
- 蒸しパン生地が完成しました。蒸しパンは普通のパンと違い、捏ねたり発酵させたりする手間もいらないので、短い時間で出来るおやつとしても重宝しますね😆
- パウンドケーキ型にバターを塗るかオイルスプレーをふり、クッキングシートなどを入れて張り付かせ、その上から蒸しパン生地を流し込んでいきます。
- 蒸しパン生地を1/3ぐらい流し込んだところで、準備しておいたレーズンの1/4ほどを蒸しパン生地の上に散らしましょう。蒸しパン生地は結構ねっとりと粘度の高い液体なので、沈まずに残ってくれます😊レーズンを散らし終わったら、また1/3ほど蒸しパン生地を流し込み、1/4のレーズンを散らしましょう。
- 残った蒸しパン生地を全部流し込んだら、半分残ったレーズンをたっぷり表面に散らして準備完了です🙂
- 僕が使っているヘルシオには「蒸しパンモード(強)」があるので、この機能を使って蒸し上げました。お手持ちのオーブンレンジに蒸しモードがあれば、同じ使い方が出来ると思います😉この写真は蒸しパンモード(強)で18分間蒸し上げた直後の写真ですが、表面は膨らんでイイ感じに割れ目がついていますが、竹クシを刺すとスカッと底までクシが通ったので、まだ中は生焼けの状態でした🤔
- 追加でももう一回蒸しパンモード(強)で18分蒸したのが、この写真になります。割れ目がさらに広がり、竹クシを刺したときに弾力を感じる状態になっていたので、35分ほど蒸せばパウンドケーキ型でもしっかりと中まで火が通ってくれると思います🙂
- 黒糖カラメルで作る黒糖蒸しパンが出来上がりました😋途中で黒蜜を15ml追加したのもあってか、非常に濃厚な黒糖味のめちゃくちゃ美味しい黒糖蒸しパンだったので、家族にも非常に評判が良かったですね😆
- 今回の黒糖蒸しパンをカットすると、中はこんな感じになっていました😉生焼けになっている部分もなく、レーズンも三回に分けていれたので、黒糖蒸しパンの中にもレーズンが散らばっているのがよく分かりますね🤗
参考サイト・書籍
過去のレシピを元に作成しているので参考にしたサイト・書籍はありません
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