デニッシュパンにチョコレートを使ったパンは、デニッシュショコラという名前で売られていますよね🙂
デニッシュショコラという名前で調べてみると、外国ではパン・オ・ショコラという名前の方が一般的みたいなので、和製英語なのかなぁとも思うんですが、どうなんでしょうね🤔
まあ名前の呼び方なんて分かればいいと思っているタイプなので、今回紹介するレシピはデニッシュショコラという名前で紹介します🤣
このパンは文字通りクロワッサン生地を、デニッシュパンの形に成型したもので、デニッシュ生地の中にチョコチップを入れ、デニッシュ生地の上からケーキなどでよく使われるグラサージュショコラをかけて仕上げました。
今回はバトンショコラがなかったので、溶けにくいチョコチップを適当に散らして入れていますが、バトンショコラを使って、デニッシュパンの側面からチョコレートが見えているのもオシャレですよね😉
上掛けチョコレートはとろりと黒く光るグラサージュショコラを使っているので、普通のチョコをつけて固めた銀チョコとは少し見た感じが違うと思います。
このパンは家族にあげるバレンタインチョコパンとして作ったんですが、大人向けに作ったオシャレなパン・オ・ショコラというよりは、何のパンか分からなくなるぐらいチョコレート全力でかけたので、子供達は大喜びしてましたねぇ🤣
デニッシュパン使ってるよって分かるパンに仕上げるときは、パンの側面までチョコレートかけない方がいいと思います😉
- 材料 (10枚分)
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デニッシュ生地
- 強力粉(トラディショナル)250g
- ドライイースト(赤サフ)4.5g
- 砂糖20g
- 塩5g
- 無塩バター20g
- 牛乳145ml
- 溶き卵25g
- 作り方は下記レシピ参照。
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グラサージュ材料
- 無糖ココアパウダー30g
- グラニュー糖70g
- 牛乳120g
- 粉ゼラチン3g
- ゼラチン用の水15ml
- クーベルチュールチョコスイート30g
- 作り方は下記レシピ参照。
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その他
- ドリュールあり
- 折り込み用無塩バター100g
- 溶けにくいチョコチップお好みで
POINT上掛けチョコレートはグラサージュショコラを準備しなくても、板チョコを溶かしたものをかけても大丈夫です😉
作り方の手順
一次発酵 | 30℃ 30分 | 二次発酵 | 28℃ 60~80分 |
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ベンチタイム | 一晩冷蔵庫保存 | 焼き | 210℃ 15分 |
- クロワッサン生地を作るまでは材料のところに掲載している「クロワッサンダマンドの作り方」を参考に作ってみてください🙂このレシピは、クロワッサン生地を切り抜くところから説明していきます。デニッシュパンはクロワッサン生地を正方形に切り抜いて成型しますので、大きくのばしたクロワッサン生地から9cmの正方形もしくは10cmの正方形を作りたい枚数だけ切り抜いてください😉
- 切り抜いたデニッシュ生地の1/3ぐらいのところに、溶けにくいチョコチップもしくはバトンショコラをならべ、ひと巻きします。バトンショコラを使うときはひと巻きした後もう一本おいて、二本セットで一個のデニッシュショコラを作ります。今回は溶けにくいチョコチップをつかったので、ひと巻き目でチョコチップを巻き込んだら、ふた巻きしてデニッシュ生地の成型は完了です。
- ふた巻きしてデニッシュ生地を作ったら、こんな感じになります🙂巻き終わりですが、あまり飛び出た状態で巻き終わると、二次発酵をしているときに飛び出た部分が膨らんで、デニッシュ生地の本体を押し上げることがあります。デニッシュ生地本体が押し上げられると、せっかく巻いたデニッシュ生地が元に戻ってしまうことがあるので、巻き終わりはデニッシュ生地の本体の下側に収まるようにしておいた方が良いと思います🤔
- すべてのデニッシュ生地の成型が終わったら、二次発酵は28℃以下の環境で行いましょう。オーブンレンジの30℃発酵で二次発酵をやると、織り込んだバターが溶け出して天板がバターの海になることがあります😵なので、僕は適当なサイズの器と、温湿度計を天板に置き、この器の中に沸騰したお湯をいれて、オーブンレンジに閉じ込めて二次発酵しています。
- お湯を入れた器をオーブンレンジの中に入れておくだけで、かなり長時間でも温度と湿度をキープしてくれるので、オーブンレンジの発酵機能を使わなくても、生地が乾くことなく十分膨らんでくれています😆織り込んだバターも全く漏れ出ていないので、とてもいい状態で二次発酵を終えたと思います。二次発酵の時間は28℃以下の時は60~80分ぐらいで十分膨らんでくれると思います。
- 余熱をしている間にドリュールを塗ります。牛乳でもドリュールの代わりになりますが、しっかりした茶色に仕上げたいときは、やっぱり卵をつかったほうがいいですね。
- 焼き上げは210℃15分。ヘルシオを使用しているときは、230℃5分→210℃13分ぐらいでこんな感じの色になりました。あんまり高い温度でガンガン焼くと表面が濃くなり過ぎて焦げているように見えるので、ちゃんと見ながら適当に天板を前後入れ替えて焼いていきましょう😉
- デニッシュパンが焼き終わったら、完全に冷えるまで網の上などに置いておきましょう。その間にグラサージュショコラを準備します。僕は事前に作ってミルカーに入れて冷凍してあったグラサージュショコラを出してきて、電気ポットに設定している60℃のお湯で湯煎をして解凍しました🙂
- グラサージュショコラが完全にさらさらの液体状に解凍されたら、ミルカーの注ぎ口を取り付けて、粗熱が取れたデニッシュパンにかけていきましょう。
- さらさらの液体状になるまで解凍をすすめたグラサージュショコラの場合は、デニッシュパンからしたたり落ちるぐらいたっぷりとかけていけば、写真のようにデニッシュパンの凸凹に沿ってチョコレートが綺麗にコーティングされていきます😉まだトロッとした粘度がある状態で解凍を止めたグラサージュショコラの場合は、スプーンなどですくってデニッシュパンの上に塗り広げる感じでもOKです。グラサージュショコラの粘度があればしたたり落ちないので、無駄なくグラサージュショコラを塗ることが出来ますねっ😆
- グラサージュショコラをかけおわったら、チョコレートを固めるために冷蔵庫に移動させて1~2時間ほど置いておきましょう。このぐらいの時間冷やしておけば、したたり落ちていたグラサージュショコラも完全に固まってくれます。銀チョコパンのチョコレートと違い、ケーキなどで使用するグラサージュショコラは弾力を持った状態で固まります。なので、冷えたからといってチョコレート部分を触ると間違いなく指紋がつくので、出来るだけチョコレート部分は触れないようにしましょう。グラサージュショコラが固まったら、あとは飾り付けとして溶けない粉砂糖などをふるうと、黒く光ったデニッシュパンの上に真っ白な粉砂糖がとても映えてよいと思います😆
- 溶けない粉砂糖で飾り付けを終えたデニッシュショコラはこんな感じになります😋今回はデニッシュ生地の側面にもグラサージュショコラをかけて完全コーティングしました。ですが、ここまでパン生地をチョコレートで覆ってしまうと、何のパンがよく分からなくなるので、デニッシュ生地にグラサージュショコラをかけるときは、側面はデニッシュ生地の層が見えるようにチョコレートを塗らずにおいておいた方が、綺麗な仕上がりになると思います😉
参考サイト・書籍
過去のレシピを元に作成しているので参考にしたサイト・書籍はありません
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