フロマージュという名前のついたパンやお菓子は時々見かけるのですが、そもそもフロマージュって何だろうと思い調べてみると、フランス語でチーズの事を「フロマージュ」と言うんですね🤔
日本のスイーツショップではチーズケーキなどのスイーツにフロマージュという名前をつけることが多いそうで、たぶん僕が見たことがあるのは、この「スイーツとしてのフロマージュ」なんだろうなぁ。
でもパンの名前にも「フロマージュ」というキーワードが入っているものがあるので、ざっくり言えばチーズを使ったパンやお菓子は、なんたらフロマージュと呼べるんだろう🤣
というわけで、今回はゴーダチーズとベーコンを使った、ベーコンフロマージュの作り方を紹介したいと思います🙂
まあこんなことを言っちゃいけませんが、チーズクッペと何が違うんだろうと思いますが、単にフロマージュという名前を使いたかっただけなので、ネーミングに深い意味はありません🤣
黒わんこカフェで紹介した事のあるチーズクッペは、「扱いやすい6Pチーズを使って作るプロセスチーズのクッペ」「スイスで有名なグリュイエールチーズを堪能出来るパン・オ・フロマージュ」「ごろごろチーズと溶けたチェダーチーズが絡み合うチーズクッペ」といったものを紹介していますが、今回はフライドオニオンをパン生地に練り込むアレンジを加えました。
フライドオニオンがパン生地に練り込んであるので、香ばしさ抜群のパンに仕上がっています😋
POINT中に入れるチーズはピザ用チーズ等でもOKですが、使われているチーズの種類によってはクープからチーズが吹き出すので、気をつけてくださいね😊
作り方の手順
一次発酵 | 30℃ 60分 | 二次発酵 | 35℃ 30分 |
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ベンチタイム | 15分 | 焼き | 200℃ 15分 |
- パン作りを始める前に、パン生地混ぜて使うフライドオニオンを作りましょう。玉葱1/2を薄切りにスライスをして、キッチンペーパーなどで水気を切り、軽く小麦粉をまぶしてからフライパンなどで揚げていきます。
- 薄切りの玉葱は高温で揚げるとあっという間に黒焦げになるので、揚げる温度は160℃ぐらいの低温にして、8~10分ほど掛けて、じっくりと揚げるようにすると綺麗に揚がると思います😊
- ここまで色づけばOKです😉
- フライドオニオンが出来上がりました🙂フライドオニオンは粗熱が取れたぐらいの時であれば、まだ手で砕けそうなぐらいパリパリですが、一晩おくと油が回ってシナシナになるので、そのときはハサミなどで細かくカットしてくださいね。
- 今回はパン生地に使うフライドオニオンと、パンの中に入れるベーコン、ゴーダチーズが特別な材料になります。ゴーダチーズはスーパで売っていた、グルメプラザ ゴーダリンドレスというブロックタイプのチーズをカットして使用しました😉パン生地を混ぜある程度まとまったらバターを加えてこね上げます。バターがなじんで捏ね上がってくると、あまりベトつかずとても扱いやすいパン生地になります🙂
- パン生地が捏ね上がったら、生地を大きく広げて伸ばし用意しておいた細かく刻んだフライドオニオンを全部散らしましょう。ドライフルーツなどをパン生地に練り込むときは、四段重ねに切って丸めたりしますが、今回はパン生地全体に行き渡って欲しいので、この状態でしばらく捏ねてパン生地全体に練り込みました。
- 捏ね終わったパン生地はこんな感じになります。めちゃくちゃフライドオニオンが多いわけではないので、外に漏れ出まくるという感じではないですね😊
- 一次発酵を待っている間に、ブロックタイプのゴーダチーズを使いやすいサイズにカットしましょう。最初に写真の様8等分します。このままだと厚みがあるので、ここからさらに薄切りにします。
- 8等分したチーズは三枚の薄切りにしましょう。この三枚ひと組でパン生地の中にベーコンと一緒に入れていきます🙂
- 一次発酵は30℃60分。つるんとしたパン生地が綺麗に膨らんでますよねっ😁一次発酵が終わった時にペタペタして成型しにくそうだなぁと思ったときは、軽く打ち粉をしておくと作業しやすくなると思います。
- 一次発酵終わればガス抜きをして8つに切り分け、固く絞った濡れふきんをかぶせベンチタイム10分。できるだけ同じパン生地の同じ重さになるように丁寧に切り分けましょう☝
- ベンチタイムが終わったら、しっかりとガス抜きをして12cm×9mに伸ばします。伸ばし終わったパン生地の上に薄切りにした三枚のゴーダチーズを置きます。ピザ用チーズを入れるときも同じ手順でいいですが、ピザチーズやモッツァレラチーズは、オーブンで加熱するとものすごく膨らんで溶けます。入れすぎるととじ目が外れて漏れ出ることがあるので、ゴーダチーズを使わないときは分量に気をつけてくださいね😵
- ゴーダチーズを置いたらその上にハーフベーコンを1枚のせましょう。12cmぐらいの幅があればハーフベーコンがおさまると思いますが、ハーフベーコンがパン生地よりも大きいときは、閉じるときにパン生地を軽く引っ張って広げれば包むことが出来るので大丈夫です🙆♂️
- ゴーダチーズとベーコンを入れ終わったら、パン生地の上下を合わせてしっかりと閉じましょう。このとき左右の先端を少し細くなるように閉じておくと、クッペっぽいラグビーボールの形にになると思います😉閉じ終わったら、とじ目を下にして天板に並べていきましょう。
- 全ての生地を天板に並べ終わったら、35℃30分で二次発酵。結構膨らむので、パン生地同士だけなく天板とパン生地の間もちゃんと開けておいた方が良いと思います😉
- 二次発酵が終わった生地はこんな感じに膨らみますね😊欲張って一枚の天板に沢山ならべて、パン生地が思ったより膨らむとくっついちゃうので、僕は欲張らず二枚の天板に分けて並べるようにしています😉
- 二次発酵が終わったら、予熱をしているあいだにスプレーで軽く水を吹いてから強力粉をふるいましょう。強力粉を振るったら、横一字にクープを入れましょう。僕はこういうまっすぐで大きなクープを入れるときは、Victorinox クープナイフを使います。小さな力で生地をガッと切り裂いてくれるので、かなり綺麗にまっすぐなクープを入れることが出来ますよ😉
- パン生地にクープを入れるとこんな感じになります。今回は中が少し見えるようにしたかったので、深い目にクープを入れています。チーズ系の具材は加熱したときにどうしても膨らんで外に漏れ出る可能性が高い食材なので、噴火しそうなチーズを使っているときは、クープは中のチーズが丸見えになるほど深く入れない方がいいと思います🤔
- お好みでクープを入れたパン生地の真ん中にバジルやパセリを散らし、さらにチーズ感を出したいときは粉チーズを散らせば、チーズの香りがより強くなったパンに焼き上げることが出来ます😉
- 粉チーズなどを振り終わったら、こんな感じになります。
- 焼き上げは200℃15分。ヘルシオを使用しているときは、ウォーターオーブンで250℃5分→230℃18分ぐらいでこんな感じの色になりました。あんまり高い温度でガンガン焼くと表面が濃くなり過ぎて焦げているように見えるので、ちゃんと見ながら適当に天板を前後入れ替えて焼いていきましょう😉
- 完成😋
- 切ったときの断面はこんな感じになっています。完全には溶けていないゴーダチーズが見えていますよねっ🤗ゴーダチーズは結構オーブンの高熱にも噴火せずに耐えてくれるので、こいうパンにはぴったりかも知れませんね😉
参考サイト・書籍
過去のレシピを元に作成しているので参考にしたサイト・書籍はありません
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