バゲットの中にドライフルーツを入れるレシピはよく見かけるんですが、Instagramのパン作りハッシュタグを見ていたら、コーンを入れたバゲットを作っている人を見かけた。
あー、言われてみればコーンを使ったパンレシピとして、「初めて作る惣菜パンにはコーン&マヨでつくるコーンマヨパンがおすすめ!」「チーズの香りが香ばしい粉チーズがたっぷりかかったのコーン&ツナパン」「HBで作るベーコンとコーンがとてもよく合うベーコン&コーンの食パン」というパンを焼いたことがあるなぁ🤔
バゲットといっても、普通のパンとの違いは使う強力粉と砂糖やバターを使うか使わないかぐらいなので、普通のパンで使える材料ならバゲットでも使えるか😆
というわけで、早速家にあるコーン缶を使ってコーンバゲットを焼いてみました🙂
一回目に焼いたときは、たっぷりのコーンをシナモンロールのように巻いて焼いてみたんですが、コーンを美味しくいただける反面、バゲットの中に大きな空洞も出来るので、コーンが漏れるのなんの🤣
これは食べにくいので、今回紹介するレシピはバゲットの中に空洞が出来ないよう、一次発酵前に量を抑え気味にしたコーンを練り込んで、フランスパン生地全体にバゲットが行き渡っているレシピにしてみました。
これであれば切ったときにコーンが漏れ出て困ることはないですし、成型も普通のバゲットの成型でOKなので楽ちんですしねっ😉
POINTどのパンを作るときも同じですが、コーン缶から出した直後のコーンは水につかっていて濡れています。そのままではパン材料に使えないので、キッチンペーパーなどで必ず水気を切ってから使ってくださいね😊
作り方の手順
一次発酵 | 30℃ 60分 | 二次発酵 | 35℃ 40分 |
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ベンチタイム | 15分 | 焼き | 250℃ 5分の後 230℃ 20分 |
- 今回はパン生地の中に入れるモルトパウダーとコーンが特別な材料になります。それ以外は砂糖もバターも使わない、基本のフランスパン生地のレシピになります😉モルトパウダーは量が非常に少ないので、粉類ではなく水に溶かして使うようにしましょう☝水分量が多いためベトつくパン生地ではありますが、頑張って捏ねてくださいね🙂
- だいたい捏ね上がったと思ったら、コーンを散らすためにパン生地を20×20cmに伸ばしましょう。コーンは出来るだけ満遍なく散らしてから、次の作業に入りましょう☝
- コーンをパン生地全体に散らし終わったら、まずはパン生地を半分に切って重ねます。こうすることで、コーンを手で捏ねて混ぜることなく、パン生地の中で層になりますよね😉
- さらにもう半分に切って重ねると四段重ねのパン生地になりますので、この状態で、一番下のパン生地で包むように丸めて行くと、それなりにまんべんなく織り込み材料が混ざった生地になってくれます😆
- 一番下のパン生地でコーンを包んで丸めたらこんな感じになります。案外綺麗にパン生地の中に収まっていますよね😊この状態で何回か折りたためば、さらにしっかりとパン生地全体にコーンがまざってくれますが、折りたたむ回数が多くなればなるほどパン生地の表面にコーンが漏れ出るので、コーンが漏れ出るのが苦手な方は、特に追加で捏ねずに一次発酵に入ってよいと思います😊
- 一次発酵は30℃60分。一次発酵が終わった時点でもかなり光ったパン生地なので、触るとベトベトしています😵
- 一次発酵終われば打ち粉をした台の上にパン生地をだし、ガス抜きをして2つに切り分けます。このあたりからは打ち粉をしてべとつきを抑えながら作っていくので、そこまで扱いにくパン生地ではなくなると思います🙂切り分けたパン生地は写真の様な長方形に伸ばします。
- パン生地をのばし終わったら、写真のようにパン生地の上下を真ん中まで折りたたみます。このとき折りたたんだ角を綺麗に尖らせておくと、まっすぐな生地に仕上げることが出来ますね😉
- 上下に折りたたみ終わったら、さらに真ん中で折りたたんでとじ目を閉じましょう🙂
- 2本とも同じ状態でたたみ終わったら、固く絞った濡れふきんをかぶせベンチタイム15分。
- ベンチタイムが終わったら、打ち粉をしっかりして、手のひらでガス抜きをしながら30×15cmぐらいに伸ばしましょう。非常に柔らかいパン生地なので、めん棒を使わなくても簡単に伸ばすことが出来ると思います。パン生地をのばし終わったら、上側の1/4ぐらいのところにお好みでマヨネーズをかけてください😉
- マヨネーズをかけ終わったら写真の様にマヨネーズを隠すように2/3に折りたたみます。
- さらに1/2に折りたたんだらしっかりと閉じて、とじ目を下にして天板に並べましょう。2/3 1/2で成型するのが難しいときは、マヨネーズを塗ったらすぐに1/2で折りたたんで閉じてもOKです。
- 全てのパン生地を天板に並べ終わったら、35℃40分で二次発酵します。このレシピのバゲットはバタールサイズに膨らむので、写真の様に天板をひっくり返して二次発酵しています。
- 二次発酵が終わったパン生地はこんな感じに膨らみます。二次発酵前と比べるとかなり膨らんでいるのがよく分かりますよね。余り左右には膨らむことはありませんが、もし天板から左右がはみ出ているときは、強力粉をふるったスケッパーなどを使って、はみ出た部分を内側に丸めて天板の中に収まるように調整してくださいね🙂
- 二次発酵が終わったらスプレーで軽く水を吹いてからを吹いてから、強力粉を満遍なくふるいましょう。強力粉を振るったら、斜めに4本クープを入れましょう。僕はこういうまっすぐの大きなクープを入れるときは、Victorinox クープナイフを使います。小さな力で生地をガッと切り裂いてくれるので、かなり綺麗にまっすぐなクープを入れることが出来ますよ😉
- クープを入れ終わったパン生地はこんな感じになります🙂クープは少しずつ重なるように切れ目を入れると、綺麗な斜めに連なって広がってくれますよ😉
- 焼き上げは250℃5分→230℃20分。ヘルシオを使用しているときは、ウォーターオーブンで250℃5分→230℃12分ぐらいでこんな感じの色になりました。あんまり高い温度でガンガン焼くと表面が濃くなり過ぎて焦げているように見えるので、ちゃんと見ながら適当に天板を前後入れ替えて焼いていきましょう😉
- コーンバゲットが完成😋
- 今回はパン生地の中にコーンを満遍なく散らしたので、切ってみてもパンの真ん中に大きな空洞が空くこともなく、イイ感じに焼き上がりました😆
参考サイト・書籍
過去のレシピを元に作成しているので参考にしたサイト・書籍はありません
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