ベーコンがフランスパン生地によく合うアスパラベーコンのミニバゲット

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ベーコンがフランスパン生地によく合うアスパラベーコンのミニバゲット

本当に役立つ道具を紹介!

皆さんは「パン」と聞けばどんなパンを思い浮かべるでしょうか?🙂

パンのジャンルは色々分けられると思いますが、大雑把に分けるとすれば、食事として楽しむパンと、おやつとして楽しむパンの二種類に分けられます。

おやつとして楽しむパンは菓子パンというジャンルになり、菓子パンのイメージは「チョコレート」や「砂糖」「バター」と言った、お菓子作りの材料をふんだんに使ったパンになります。

一方、食事として楽しむパンは昼食や夕食のメインディッシュに添えて食べることが多いため、菓子パンのように砂糖やチョコレートを余り使わない、シンプルで素朴なパンが好まれますね🙂

昼食や夕食と一緒に食べずに、パンそのものをおかずと合わせて楽しむパンがあります。

こういうパンの事を惣菜パンといい、パン自体に料理のおかずになる具材を入れて作られるパンも多く、焼きそばパンやコロッケパンといった惣菜パンは、日本が発祥だと言われています。

黒わんこカフェでは「ねじりパンから見える緑色が綺麗なベーコンとほうれん草のスティックパン」や「初めて作る惣菜パンにはコーン&マヨでつくるコーンマヨパンがおすすめ!」「揚げパンの定番はやっぱりカレーパン!カレーとミートソースの揚げパン」といった惣菜パンを紹介した事がありますし、中には「パンをくりぬいて器にしよう!大きなブールパンを使った濃厚グラタンパン」という、パンを器に見立てて食事として楽しむ惣菜パンも紹介した事があります☺️

今回はアスパラガスとベーコンを使った、いわゆる「アスパラベーコン」のパンの作り方を紹介したいと思います☺️

普通の料理でアスパラベーコンといえば、アスパラガスにベーコンを巻き付けてフライパンで焼いて作る料理をさし、アスパラベーコンパンも、同じようにアスパラガスにベーコンを巻き付けた物を使うレシピもありますが、今回はパン初心者でも確実に作れるアスパラベーコンのバゲットになります。

何故確実にというかと言えば、アスパラガスに巻き付けたベーコンをオーブンで焼くと、ベーコンから出た油で、アスパラベーコンがパン生地から滑り落ちたり、巻いたベーコンが剥がれて、焼き上がったときにはアスパラガスがオーブンの中で転がっている、なんていう事故が起きることがよくあるんですね😱

なので、今回はベーコンはアスパラガスに巻き付けず、あくまでもパン生地の中にアスパラガスとベーコンを合わせて閉じ込める成型法で焼き上げる形にしました☺️

POINT今回は二本のアスパラガスを半分に切って、上下逆さに二本並べているので、そこそこ大きなミニバゲットになっていますが、半分に切ったアスパラガスで作れば、食べやすいサイズの惣菜パンになると思います😉

作り方の手順

一次発酵 30℃ 60分 二次発酵 35℃ 40分
ベンチタイム 15分 焼き 250℃ 5分の後
230℃ 10分
  1. ベーコンがフランスパン生地によく合うアスパラベーコンのミニバゲット1今回はパン生地の中に入れるアスパラガスとベーコンが特別な材料になります。アスパラガスは二本セットで使いますが、下の方は少し切り落として、長さ20cmに調整してからさらに半分に切って準備します😉モルトパウダーは量が非常に少ないので、粉類ではなく水に溶かして使うようにしましょう☝モルトパウダーがない時は砂糖10~15gで代用できます。パン材料をボウルに入れてこね上げましょう。
  2. ベーコンがフランスパン生地によく合うアスパラベーコンのミニバゲット2一次発酵は30℃60分。つるんとしたパン生地が綺麗に膨らんでますよねっ😁柔らかい生地ですが、めちゃくちゃベトついて扱いに困るということは無いと思います。
  3. ベーコンがフランスパン生地によく合うアスパラベーコンのミニバゲット3一次発酵終わればガス抜きをして5つに切り分け、固く絞った濡れふきんをかぶせベンチタイム15分。できるだけ同じ重さになるように丁寧に切り分けましょう☝この時点でも特にベトついた表面になっていないので、本当に扱いやすい生地ですね😊
  4. ベーコンがフランスパン生地によく合うアスパラベーコンのミニバゲット4ベンチタイムが終わったら、しっかりとガス抜きをして21cm×14mに伸ばします。21cmはアスパラガスの長さですね🙂
  5. ベーコンがフランスパン生地によく合うアスパラベーコンのミニバゲット5パン生地をのばし終わったら、アスパラガスを置くパン生地の真ん中の方を少し薄くしてから、左右中央合わせて閉じましょう。こうすることで焼いたときにパンの左右に厚みが出てくれます😉パン生地の真ん中を少し薄くしておくことで、クープを入れた時に中のアスパラガスが見えやすくなります。
  6. ベーコンがフランスパン生地によく合うアスパラベーコンのミニバゲット6真ん中にアスパラガスを並べましょう。半分に切っているので、頭とおしりを2本1セットにして、上下逆さに4本並べておけば、クープを入れた時にどちら側にもアスパラガスの頭が見えるようになります。細かい見た目にこだわらないときは、20cmに調整したアスパラガスを二本並べただけでもOKです。
  7. ベーコンがフランスパン生地によく合うアスパラベーコンのミニバゲット7アスパラガスを並べたら、その上からハーフベーコンを二枚縦に並べましょう。このとき、パン生地が丁度ハーフベーコンの幅ぐらいになっていれば、包みやすいと思います🙂
  8. ベーコンがフランスパン生地によく合うアスパラベーコンのミニバゲット8ベーコンがはみ出ないように、二つ折りにしてしっかりととじ目を閉じましょう。ベーコンが半分に折れ曲がっていても、二次発酵や焼き上げの時にパンが広がるので、気にせず折り曲げたまま閉じてOKです。閉じ終わったら、とじ目を下にして天板に並べていきます。
  9. ベーコンがフランスパン生地によく合うアスパラベーコンのミニバゲット9全ての生地を天板に並べ終わったら、35℃40分で二次発酵。結構膨らむので、パン生地同士だけなく天板とパン生地の間もちゃんと開けておいた方が良いと思います😉
  10. ベーコンがフランスパン生地によく合うアスパラベーコンのミニバゲット10二次発酵が終わった生地はこんな感じに膨らみますね😊欲張って一枚の天板に沢山ならべて、パン生地が思ったより膨らむとくっついちゃうので、僕は欲張らず二枚の天板に分けて並べるようにしています😉
  11. ベーコンがフランスパン生地によく合うアスパラベーコンのミニバゲット11二次発酵が終わったら、予熱をしているあいだにスプレーで軽く水を吹いてから強力粉をふるいましょう。強力粉を振るったら、縦に少し深い目に三本のクープを入れましょう。僕はこういうまっすぐで大きなクープを入れるときは、Victorinox クープナイフを使います。小さな力で生地をガッと切り裂いてくれるので、かなり綺麗にまっすぐなクープを入れることが出来ますよ😉
  12. ベーコンがフランスパン生地によく合うアスパラベーコンのミニバゲット12少し深い目にクープを入れる事で、写真の様に中のアスパラガスが見えると思います。
  13. ベーコンがフランスパン生地によく合うアスパラベーコンのミニバゲット13焼き上げは250℃5分分焼いた後230℃10分で焼き上げます。ヘルシオを使用しているときは、ウォーターオーブンで250℃5分→230℃17分ぐらいでこんな感じの色になりました。あんまり高い温度でガンガン焼くと表面が濃くなり過ぎて焦げているように見えるので、ちゃんと見ながら適当に天板を前後入れ替えて焼いていきましょう😉
  14. ベーコンがフランスパン生地によく合うアスパラベーコンのミニバゲット14完成😋太さもそこそこある、結構迫力あるミニバゲットが焼けました。中のアスパラガスもしっかり見えていますし、ベーコンから漏れ出た油はパンがしっかりと受け止めてくれているので、パンの味も塩気があって美味しいですよっ😆
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参考サイト・書籍

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