寒い季節になってくるとなんとなくチョコレート系のパンを焼きたくなりません?🙂
統計的にはチョコレートが一番売れるのはバレンタインの二月で、11月ぐらいから徐々に増えていくので、冬にチョコレートを食べたくなるのは、お菓子メーカーの戦略に乗っかっているからかも知れませんね🤣
とはいえ夏にチョコレート系のパンを焼くと、室温でチョコレートがダレたりすることもあるので、冬に作る方が安全に作りやすいとは思います。
うちの子供らに、結構な頻度で「チョココルネ食べたい!」とリクエストを受けるんですが、春とか夏に言われても、ふつーに聞き流してます😁
で、そろそろイイ感じの季節になってきたので、子供達のリクエストに応えてチョココルネを焼いてみることにしました🙂
黒わんこカフェでは、「コルネの作り方をマスターして色んなカスタードクリームを楽しもう!」という基本のコルネパンの作り方を紹介していて、このレシピを元に「ほの甘いバナナクリームと濃厚チョコクリームの二色コルネ」や「子供も喜ぶ彩り豊かな三色コルネパン」なんていう、中に入れるクリームを変えて作ったコルネを紹介した事があります。
今回は子供達のリクエストである「チョコクリーム」と、そろそろ賞味期限が怪しくなってきている抹茶を使った「抹茶クリーム」の二色コルネの作り方を紹介します😉
コルネ生地は今まで紹介してきたのと全く同じですが、単純に各クリームを中に入れただけだと今までと同じなので、今回は外側をチョコレートコーティングしたものと、ホワイトチョコで飾り付けてしたものの二種類、少し手を加えて作ってみました☺️
- 材料 (8個分)
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パン生地
- 強力粉(春よ恋)200g
- ドライイースト(金サフ)4g
- 砂糖25g
- スキムミルク10g
- 塩4g
- 無塩バター20g
- 40℃ぐらいのお湯80ml
- 牛乳30ml
- 作り方は下記レシピ参照。
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チョコクリーム材料(4個分)
- グラニュー糖18g
- 無糖ココアパウダー4g
- コーンスターチ8g
- 牛乳85ml
- クーベルチュールチョコスイート13g
- 無塩バター5g
- 作り方は下記レシピ参照。
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抹茶クリームの材料(4個分)
- 牛乳100ml
- 溶き卵18g
- 砂糖30g
- 薄力粉10g
- 無塩バター10g
- 抹茶3g
- 作り方は下記レシピ参照。
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上掛けチョコ
- クーベルチュールチョコスイート50g
- クーベルチュールチョコホワイト25g
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その他
- ドリュールあり
- ミックスシュガー3g
POINTホワイトチョコのコーティングは、クッキングシートを先を細く丸め、その中に溶かしたホワイトチョコを入れて模様つけに使えば綺麗に仕上がります😉
作り方の手順
一次発酵 | 30℃ 60分 | 二次発酵 | 40℃ 20分 |
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ベンチタイム | 15分 | 焼き | 180℃ 12分 |
- 今回はコルネの基本レシピということで、特別な材料は入っていないバターロール生地に近いシンプルなパン生地になります🙂このレシピはできるだけ生地が伸ばしやすく、ベトつきにくい配合になっています😉このレシピ以上に溶き卵や水分量を増やすと、多分ベトベトになって巻き付けにくくなるので、増やすのはやめておいた方が良いと思います☝
- 一次発酵は30℃60分。つるんとした生地が綺麗に膨らんでますよねっ😁
- 一次発酵終わればガス抜きをして8つに切り分けます。できるだけ同じ生地の同じ重さになるように丁寧に切り分けましょう☝切り分けた生地は、手のひらサイズに伸ばし、写真のように片側が広く反対側が狭い楕円形に伸ばしましょう。
- 伸ばしたパン生地を下から巻くように転がして、しずく型にします。コルネを綺麗な形で巻き付けるためには、しずく型という片側が細くなっている形にしておく必要があります。
- しずく型に形を整えても、パン生地が縮んで元に戻ろうとしますが、この時点では、まあ写真みたいになんとなく先が細く、どんぐりっぽくなっていればイイと思います🙆
- しずく型の状態で固く絞った濡れふきんをかぶせベンチタイム15分とりましょう。長い目にベンチタイムを取ることで、パン生地を伸ばしたときに戻りにくくなります。ベンチタイムが終わったら、写真のように長さ40~45cmの棒状に伸ばします。このとき大切な事は、片側は元の太さのままにして、だんだん反対側に向けて細くなるよう伸ばしていく事ですね😉
- パン生地を棒状に伸ばしたら、コルネ型に巻いていきます。コルネ型は穴の空いている方を人差し指と親指で挟み、太くなった頭をしっかりとコルネ型に貼り付けます。パン生地は二次発酵の時に結構膨らむので、型の端っこぎりぎりに貼り付けず、少し下に貼り付けましょう。頭を貼り付けたら、後はぐるぐるとコルネ型に巻き付けていき、巻き終わりはパン生地の下に潜り込ませましょう。
- 巻き終わったら中指を抜いて、形を整えてから、巻き始めと巻き終わりを下にして、天板に並べていきます。全てのパン生地を天板に並べ終わったら、40℃20分で二次発酵。結構膨らむので、パン生地同士だけなく天板と生地の間もちゃんと開けておいた方が良いと思います😉コルネ型への巻き付けが甘かったり、巻き始めや巻き終わりが緩んでいると、二次発酵の時にパン生地がコルネ型から外れて修復不能な形になるので、巻くときは十分注意してくださいね😵
- 二次発酵が終わった生地はこんな感じに膨らみますね😊二次発酵前は綺麗に並んでいても、二次発酵の時にパン生地が膨らんで、パン生地が元の位置から移動して色んな方向に向くことがあるので、生地同士の間を開けて並べておくことが大切ですね☝
- 余熱をしている間にドリュールを塗ります。牛乳でもドリュールの代わりになりますが、しっかりした茶色に仕上げたいときは、やっぱり卵をつかったほうがいいですね。
- 焼き上げは180℃12分。ヘルシオを使用しているときは、210℃17分ぐらいでこんな感じの色になりました。あんまり高い温度でガンガン焼くと表面が濃くなり過ぎて焦げているように見えるので、ちゃんと見ながら適当に天板を前後入れ替えて焼いていきましょう😉
- 焼き上がったコルネは十分冷えてから型を抜きましょう。型が抜きにくいことが多いときは、巻き付ける前にオイルスプレーを吹き付けるか、バターを薄く塗っておけば、簡単に型抜きすることが出来ますよ😉型を抜いた後は、好きな具材を詰めて完成です😋今回はチョコクリームと抹茶クリームを中に注入します。
- 抹茶クリームの材料を準備し、上のレシピに載せている参考レシピを見て、作ってみてください😉
- 出来上がった抹茶クリームは、コルネの中に注入しやすいように絞り袋に入れて冷蔵庫で冷やしておきましょう。
- チョコクリームの材料を準備し、上のレシピに載せている参考レシピを見て、作ってみてください😉
- 出来上がったチョコクリームは、コルネの中に注入しやすいように絞り袋に入れて冷蔵庫で冷やしておきましょう。チョコクリームが出来た段階で、抹茶クリームとチョコクリームをコルネの中に注入していきましょう。寒い季節であれば注入したクリームもダレにくいと思います。
- 二つのクリームを注入したら、今度は表側の飾り付けをしていきます。最初にホワイトチョコを使った飾り付けをします。ホワイトチョコを湯煎で溶かし、絞り袋と細い口金があれば、その中に溶かしたホワイトチョコを入れて模様つけしましょう。絞り袋や細い口金がない時は、クッキングシートを円すい状に丸めてその中にホワイトチョコを入れても同じ事が出来ると思います☺️
- ホワイトチョコは好きな模様にしてもらえればいいと思います。口金が細いので細い線でも掛けますが、今回はシンプルに左右に振って波っぽい模様にしました。
- 次にチョコレートで全面コーティングします。今回はクーベルチュールチョコスイートを使っていますが、市販のスイートチョコやミルクチョコレートでもOKです😉
- チョコレートコーティングのやり方は至って簡単で、湯煎をして溶けたチョコレートの中にコルネをダイブさせればOKですが、使うお皿が浅いと綺麗にチョコレートがついてくれないのと、湯煎から外してコーティングすると、四つ目をやるときにはチョコが固まってしまっていることがあるので、ある程度温めて緩んでいる状態でコーティングした方がよいと思います。
- チョココーティングをしたら、チョコレートが固まる前にミックスシュガーなどを散らすと可愛らしいしあがりになりますね😆銀のアラザンを振り返れば、ちょっとゴージャスなコルネパンになると思います😉
- 二色コルネが完成しました😋表面に飾り付けをしているので、上から見ても楽しい感じになっていますね😆
- コルネパンは横から見ないと何が入っているか分からないので、横からの写真もとってみました。チョコクリームと抹茶クリームがしっかりと詰まっています😉
参考サイト・書籍
過去のレシピを元に作成しているので参考にしたサイト・書籍はありません
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