カンパーニュ自体は3月にブログ用に焼いてレシピは公開済みなんですが、奥さんが旬すぐさんのお料理撮影の時に、小道具としてカンパーニュが欲しいと依頼したので、久々に焼いてみました😊
基本的には材料は前回のレシピと同じなんですが、今回はヘルシオの限界に挑戦!って事で天板ごと予熱して、300℃で焼き始めるというやり方で焼いてみました😉
今回このやり方で焼いたのは、まだレシピを公開できていないリスドォルを使ったクッペというパンを焼くための、練習みたいなもんですね。クッペもクープをガツン!と開かせるために超高温で短時間焼くので、今回のカンパーニュで練習しておけば、クッペを焼くときも迷わず作業できるかなっていうところもありました🙂
ちなみに今回焼いたカンパーニュは、「深夜のワインにぴったりな和豚もちぶたのオトナのワインビネガー煮」というお料理で使っていますので、良かったらこちらの記事も合わせて読んでもらえると嬉しいですねっ😊
POINTライ麦全粒粉は中挽でも細挽でもいいと思います。僕は手持ちの細挽を使いました😉
作り方の手順
一次発酵 | 35℃ 40分 | 二次発酵 | 35℃ 40分 |
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ベンチタイム | 20分 | 焼き | 300℃ 5分の後 230℃8分 |
- 今回の特別な材料は、パン生地に使うライ麦全粒粉になります。ライ麦は細粒や中挽など色々ありますが、お好きな物を使えば大丈夫です😊ライ麦はパン生地材料と一緒に最初に混ぜて、できるだけムラなく混ざった状態にしてからこね始めましょう😉今回はバターを使用していないので、最初から最後までネトつきとザラつきがありますが、そんなもんもんだと思って、頑張ってこねましょう。
- 一次発酵は35℃40分。ライ麦が含まれているのでそこまで大きく膨らみませんが、全く膨らまないと言うことはないので安心してください😁一次発酵終わればガス抜きをして、上下に三つ折り、その後左右に三つ折りにして綺麗に丸め直し、固く絞ったふきんをかぶせベンチタイム20分。
- ベンチタイムで待っている間に、発酵カゴに強力粉をしっかりをふるっておきます。カンパーニュのしましま模様は、発酵カゴの凹んだところに入った強力粉が生地について模様になるので、中途半端な量だと模様が出ません。初めて焼いたとき、これで失敗しました😭
- ベンチタイムが終わったらガス抜きをして、もう一度上下に三つ折りにします。最終的にはかごに入れる前に丸めるので長方形である必要は無いですね😉
- 上下に三つ折りが出来たら、今度は左右に三つ折りにします。
- 上下左右の三つ折りが終わったら、綺麗に丸めます🙂
- 丸めた生地は打ち粉を十分振るった発酵かごに、とじ目を上にして入れます。このときほんの少しだけ生地を抑えて発酵かごに密着させると、模様が生地に転写され、カンパーニュの独特な模様になります😊
- 30℃40分で二次発酵。温度は低い目で少し長い目に二次発酵させると、いい感じに膨らんでボリュームが出ますね。今回は300℃という高温で短時間焼くため、余熱が20分近くかかります。なので、僕はヘルシオの余熱の都合も考えて、ヘルシオでの二次発酵は30分にとどめて、あとは常温でヘルシオが予熱している間二次発酵を続けました😉今回は天板ごと予熱をして、生地をその上に滑り込まさなきゃいけないので、クッキングシートの下に差し込み用の段ボールを敷いたものを準備しました。ヘルシオでの二次発酵が終われば、天板をひっくり返してヘルシオに入れ、スチームオーブン300℃で余熱を開始します。
- 余熱終了5分ぐらい前になったら、常温での二次発酵は終了です。生地が発酵かごの上部までしっかりと膨らんでくれていますよね😆
- 段ボールの敷いたクッキングシートに、発酵かごをひっくり返して置きます。あっ、正確にはかごをひっくり返すんじゃなくて、クッキングシートをかごの上に置いて、その上に段ボールを置いて、段ボールと発酵かごの両方を挟んで抑えた状態で、段ボールごとひっくり返せば、写真みたいに綺麗にひっくり返せます😉
- かごをそーっと取り外すと、模様が綺麗についたカンパーニュの姿が見えると思います😊このときあまり模様がついていないときは、たぶんかごに振るった強力粉の量が少なすぎるで、次回焼くときにはたっぷりと強力粉をふるった発酵かごを使いましょう☝
- 生地に十字に深く大きくクープを入れます。あんまり浅いクープにすると、生地が膨らんだときにカンパーニュらしい段差が出来ないので、ここで入れるクープはある程度深い方がいいと思います🙂
- クープを入れ終わった生地を大きめのステンレスボウルで覆います。ボウルで覆うことで300℃で短時間焼いたときに、生地の表面が焦げずに生地の温度を上げることが出来、クープがガッ!と大きく開いてくれます😊
- 焼き上げは少しコツがあって、最初に最高温度(300℃)で余熱をし、ボウルをかぶせたまま300℃で5分ほど焼くと、生地が焼けるより先にクープが開いてすごいいい感じになります。その後、ボウルを外してから、230℃8分ほど焼いていくと、生地がこんがりと良い色で焼き上がります。初めて焼いたときはめっちゃ焦げたので、ボウルを外した後は、ちゃんと見ながら適当に天板を前後入れ替えて焼いていきましょう😉ヘルシオを使うときは、スチームオーブン300℃で焼くとめちゃくちゃ高温で焼くことが出来ます😁
- 完成😋
- 旬すぐさんのお料理紹介では、こんな感じにカンパーニュが活躍してくれました😆
参考サイト・書籍
過去のレシピを元に作成しているので参考にしたサイト・書籍はありません
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