Instagramのパン作りハッシュタグを見ていると、季節にあったパンを載せている人が沢山いて、10~11月になってくると、ハロウィンのかぼちゃのパンや、さつまいものパン、栗の形をしたパンなどをよく見かけるようになります😊
日本では秋の味覚として親しまれている栗ですが、日本の和栗以外にもヨーロッパにはマロンと呼ばれる西洋栗が育てられ、中国で栽培される中国栗は天津甘栗として、日本でも見かけることがありますよね😉
今回はこの栗をテーマにしたパンを焼こうと思い、マロンカスタードクリームと栗の甘露煮を使った、栗のクリームパンを焼いてみました🤗
丸い普通のクリームパンにしてもいいんですが、せっかくなら映えを意識した、栗の形をしたクリームパンの方が子供達も喜んでくれるので、今回の紹介するレシピは栗の形をした栗のクリームパンになります😆
栗の形をイメージしたクリームパンなので、一つの大きさが少し小さめになっています。
小さめのクリームパンなので包むのにちょっと気をつけた方が良いポイントがあります。そのあたりについても詳しく書いておきますので、良かったら参考にしてください😉
小さく包むのに自信がないときは、強力粉の量を250gか300gにして、増えた分量に合わせて他の材料の分量も多くしてください。そうすれば、一つが大きなクリームパンになるので、カスタードクリームを包みやすく、焼き上がりも大きくてとても食べ応えのあるパンになると思います😊
POINTカスタードクリームは参考レシピの1/4強しか使いませんが、計算しにくいのでこのレシピは1/2の量にしています😉
作り方の手順
一次発酵 | 30℃ 60分 | 二次発酵 | 35℃ 25分 |
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ベンチタイム | 10分 | 焼き | 180℃ 13分 |
- 今回はパンの中に入れる栗の甘露煮と、マロンカスタードクリームが特別な材料になります。マロンカスタードクリームは前もって作っておいて冷蔵庫で冷やしておくと、パン生地作りを落ち着いて出来ると思います😉パン生地を混ぜある程度まとまったらバターを加えてこね上げます。バターがなじんで捏ね上がってくると、あまりベトつかずとても扱いやすい生地になります🙂
- 一次発酵は30℃60分。つるんとした生地が綺麗に膨らんでますよねっ😁
- 一次発酵終わればガス抜きをして8つに切り分け、固く絞った濡れふきんをかぶせベンチタイム10分。できるだけ同じ重さになるように丁寧に切り分けましょう☝この時点でも特にベトついた表面になっていないので、本当に扱いやすい生地ですね😊
- ベンチタイムが終わったら、しっかりとガス抜きをして生地を9~10cmの円形に伸ばします。この時あまり小さく生地を伸ばすと、甘露煮とカスタードクリームを入れて包むときに包みきれず、カスタードクリームが漏れます😵スタードクリームが漏れて生地につくと生地を閉じることが出来なくなるので、必ず大きめに生地を伸ばしましょう☝円形に生地が伸びたら、マロンカスタードクリームを生地の中央部分に薄く塗り広げ、真ん中よりやや上気味に半分に切った栗の甘露煮を乗せます。生地の端までクリームを塗ると漏れるので、欲張らずに真ん中にだけクリームを塗るようにしてくださいね😉
- 甘露煮とカスタードクリームを乗せ終わったら、三角形になるように生地を折りたたんで、写真のように閉じましょう。生地は最初に左右から折りたたんで閉じ、それから下側の生地を真ん中に持っていって閉じ、残りの部分を閉じるという感じでやると、綺麗に三角に閉じることが出来ます🙂(4)で具材と生地の間に余裕を持っておけば、閉じるときにカスタードクリームを生地につけずに閉じることが出来ます。
- 三角に包み終わったらパン生地をひっくり返します。形をみて頭とお尻の部分を決めたら、お尻側の左右を裏側に少し折り込んで、おにぎり型にしましょう。このとき頭側も少しつまんでスライム形にしておくと、焼き上がったときにどんぐりパンにならずにすみます😉
- 形が仕上がった生地をもち、下の方に溶き卵を塗ります。少しわかりにくいですが、写真の生地の下の方に卵が塗ってあるのが分かると思います。この状態でケシの実を広げた器に乗せると、卵にケシの実がついて栗の模様になってくれます😆ケシの実をつけるときは、お尻の裏側にも少しついている方がいいですね。焼いている途中にパン生地が膨らんで、ケシの実がついていない部分が前に出て来ることがあるので😉
- ケシの実をつけ終わったら、天板に並べていきましょう。今回の生地は小さいクリームパンなので、一枚の天板で8個焼ける様な気はしましたが、膨らんでひっつくと栗の形にはならないので、無難に二枚の天板に分けて焼きました。全ての生地を天板に並べ終わったら、35℃25分で二次発酵します。二次発酵の時間が短いのは、成型に時間が掛かるので、それも考慮して短くなっています😉
- 余熱をしている間に、ケシの実の上の部分にドリュールを塗ります。今回は栗の形をイメージしたパンなので、焼き色をしっかりした茶色に仕上げなくてはいけないので、ドリュールは必ず卵を使いましょう。塗り漏らしがないよう、しっかりと確認しながら塗ってくださいねっ😉ケシの実にかかるとケシの実があちこち散らばるので、ケシの実にはかからないよう、十分注意しましょう。
- 焼き上げは180℃13分。ヘルシオを使用しているときは、230℃5分→210℃13分ぐらいでこんな感じの色になりました。今回のパンは仕上がりの焼き色も重要な要素なので、オーブンから目を離さず、必ず途中で天板を入れ替えて、満遍なく焼けるようにしましょう☝
- スライム形のパン生地も、焼いているときにまん丸に膨らんでくれるので、焼き上がりは綺麗な栗の形になりました😋
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