1~3月はどのスーパーでもフルーツコーナーの主役はいちごですよね😊
僕の家では、いちごはスーパーで買うことも多いですが、最近ではふるさと納税の返礼品でいちごが送られてくることもあります。
今年ふるさと納税の返礼品として送られてきた福岡産のあまおうのサイズの大きいこと🤩
大きいいちごは、子供達が食べる時に幸せいっぱいって感じで食べてくれるのでそれはそれでいいんですが、パンやお菓子の材料として使うときは、これほど使いにくいイチゴはないな、と🤣
半分に切ってタルトに並べるにしても、一切れが大きいのでなんかいちごが沢山並んでいる風にならないし、パンに使うには大きすぎて、パン生地から漏れ出るし😵
かといってそのまま食べるのもなんかもったいないので、ミニタルト1個にこの大きなあまおう1個使う感じで何か作れないか考えて、チャレンジしてみたのが今回紹介するいちごのチーズミニタルトになります😉
タルト生地は普通のタルト生地ですが、今回はタルト台を埋めるのは黒わんこカフェの一番人気の「タルトにぴったりの少し固めのカスタードクリームの作り方」で作るカスタードクリームではなく、初挑戦のベイクドチーズケーキのチーズ生地を使いました。
焼く時の温度が高かったのか、チーズ生地は途中で思いっきり割れましたが、まあ元々上にいちごをのせてチーズ生地は隠す予定だったので、今回はこれで良しとしました🤣
チーズタルトはまた別の機会にちゃんと成功したものが出来たら、あらためてレシピ紹介したいと思います😊
タルトを作る工程は大きく分けて四つで、
(1)タルト生地を作る
(2)土台になるチーズ生地を作る
(3)1~2を組み合わせてタルトを完成させる
という流れになります。
(1)~(2)はそれぞれ別の記事に書きましたので、材料の分量表にあるリンクからたどって、先に準備してください😉
このレシピは、(3)のタルトを完成させるというところから始めたいと思います😊
作り方の手順
- 冷蔵庫で冷やしておいたタルト生地を伸ばす作業になります。冷蔵庫から出てきたタルト生地をそのままめん棒でのばすと端っこがひび割れするので、僕は一度軽く握って少し柔らかくしてから、伸ばしています😊伸ばすときに便利なアイテムがあって、アクリルルーラーという厚さ3mmのアクリルの細長い板が売ってるんですね。これを左右においてその間をめん棒でのばしていくと、きっちり厚さ3mmの生地に伸ばせるので、めちゃくちゃ便利ですよ!😆
- 3mmにタルト生地をのばしたら、ブリオッシュ型やミニタルト型より一回り大きなお椀やセルクル型などで円形に型抜きします。僕は子供が使っている赤ちゃん用の器で毎回くりぬいています🤣
- くりぬいたタルト生地は、ブリオッシュ型の真ん中に中央を合わせてふんわりとのせ、底を張り付かせてから側面にしっかりとくっつけていきます。側面の下の方が密着し忘れることが多いので、しっかりと下の方も密着させましょう☝はみ出たタルト生地は、めん棒をブリオッシュ型の上に転がせば綺麗に切断することが出来ます。
- 8つ全部にタルト生地を入れ終わるとこんな感じになります。側面が薄い、底が薄いなど気になるところがあるときは、切り落として余ったタルト生地を粘土で埋めるみたいに埋めて置くとよいと思います。特に側面が薄いままだと、焼き上がった後型抜きしたときに割れる可能性があります😵
- タルト生地は焼き上げ前に必ずフォークで小さな空気穴を開けて、焼いているときにタルト生地が浮き上がらないようにしましょう☝
- 穴を開け終わったタルト生地はこんな感じになります。穴の量は適当ですが、空気穴程度の穴なので密集させて開けまくる必要は無いと思います😉
- タルトストーンを持っている時はクッキングシートをタルト生地の上に敷いてタルトストーンを敷き詰めましょう。写真では遠慮がちに敷いていますが、タルト生地がしっかりと埋まるぐらいタルトストーンを敷いておくと、焼いているときにタルト生地が側面が上に盛り上がるように焼けて、タルト台自体が少しだけ高く焼けてくれます🙂
- すべてのタルト生地にタルトストーンを入れ終わったら、180℃25分で焼き上げましょう。今回はパンではないので、僕が使っているヘルシオでもこの温度と時間でしっかりと焼けました。写真は上から撮っているので側面の上の方しか焼き色が見えませんが、綺麗なきつね色になっていますよね😉
- 粗熱が取れたらブリオッシュ型から抜き、さらにタルト台がしっかり冷えるまで網の上なので冷やしておきましょう。完全に冷えたところで、準備しておいたチーズ生地を用意し、タルト台の中に流し込みましょう。
- チーズ生地はかなりサラサラした液体状なので、口金などなくても絞り口の先端をはさみでちょっと切れば、十分綺麗に流し込めると思います😊ここでちょっと注意しておいた方が良いのは、写真ではチーズ生地が残るのがもったいなかったので全部入れましたが、チーズ生地は焼いているときに膨らむので、あまりタルト台ぎりぎりまでチーズ生地を入れると、焼いているときにタルト台から漏れ出る可能性もあります😵なので、欲張らない程度にチーズ生地は流し込んだ方が良いと思います🙂
- チーズ生地の表面がでこぼこしていても大丈夫です。オーブンで焼くときに、チーズ生地がゆっくりと溶けて平らになるので😉すべてのタルト台にチーズ生地を入れ終わったら、160℃45分で焼き上げましょう。写真のチーズ生地は170℃25分焼いてから200℃15分焼くという参考にしたレシピで焼きましたが、完全に割れてしまったので、チーズ生地を焼く時は低温で長時間じっくり焼く方がれにくいと思います☝
- チーズ生地が焼き上がり、タルト台が完成したらこんな感じになります。チーズ生地を焼いているときは思いっきり膨らんでいますが、冷えてくると時間とともに萎んで凹んできます。そういう生地なので、凹んだから失敗と思わなくてもいいと思います🙂
- 最後にいちごで飾り付けをしますので、大きめのいちごを準備しましょう。今回はふるさと納税で送られてきた福岡産のりっぱなあまおういちごを使いました😉
- いちごは、最初に左右を切り落とし、それを半分にカットします。カットしたうちの一つは、上の方をV字で切り抜くと、ハートみたいな形になります😉残ったいちご本体は薄切りのスライスにします。ミニタルト1つに使うイチゴの量は、スライスしたいちごが四枚と、最初に切り落として半分に切ったいちご1セット(ハート型と反対側で1セット)になります。この写真は8個全部のいちごを盛り付ける形で準備したものになります。
- いちごの準備が出来たら、チーズタルトにいちごを盛り付けていきます。盛り付け方は写真のような感じですね。スライスしたいちごを扇状に並べると、大きないちごなので綺麗な扇になってくれますよ😊真ん中にブルーベリーを一個置くと、ワンポイントになりますね😉
- 8個すべてのミニタルトにいちごを盛り付けるとこんな感じになります。これで完成っぽいですが、まだもうちょっとだけ綺麗に見せる工夫をしていきます。
- 綺麗に見えるフルーツタルトは、やっぱりキラキラと照明に反射した宝石みたいな輝きがあった方が、綺麗に見えますよね😊その役割を果たすのが、ナパージュという上掛け素材になります。ナパージュはゼラチンでも作ることが出来ますが、僕は確実に早く美しく出来るナパージュを使いたいので、必ずナパージュミックスという食材を使って、ナパージュを作ります。
- ナパージュミックスと水の割合は、ナパージュミックス1に対して水2の分量になります。今回はナパージュミックス10gで作ったので、水は20gですね。水とナパージュを鍋に入れしっかりと混ぜたら、中火ぐらいで加熱をしていくと透明な液体になって、ナパージュが完成します。めちゃくちゃ簡単です😉
- ナパージュがまた液体状になっているあいだに、刷毛などでナパージュをフルーツタルトに塗っていきます。また、塗るときに使用する刷毛も毛先が柔らかく、毛が抜けにくい刷毛を使うことをおすすめします。僕は折曲 山羊刷毛 極(45mm)を愛用しています😆
- いちごのチーズタルトにナパージュを塗り終わるとこんな感じになります。照明が当たっている部分はキラキラ光っていますよね🤩
- ナパージュを塗り終わったら、最後の飾り付けとしてミントを1つ添えていきましょう。ミントをミニタルトの下側に添えることで、そこに草が生えたような、そんな雰囲気のミニタルトに変わります😊
- すべての飾り付けが終わって出来上がったのが、この写真になります。割れたチーズ生地は完全にいちごに隠れているので、全く分かりませんよね😆スライスしたいちごの面積が大きいので、ミニサイズながらも結構存在感のあるミニチーズタルトに仕上がりました😋
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