あんというのは豆類を煮て潰し、砂糖などと混ぜて作る食材のことで、日本では小豆を使った「あんこ」が有名ですね😊
中華料理では饅頭などの中に入れる具材のことを「あん」と呼ぶみたいで、この場合は挽肉や野菜などをまとめた食材になります。
黒わんこカフェでは、「市販のジャムをコーンスターチで餡に変えてジャムパンを作ってみよう!」というレシピの中で、ジャムにコーンスターチを加えてジャム餡にするやり方を紹介しましたが、今回は鉄板台湾土産の一つ、パイナップルケーキに使うパイナップル餡の作り方を紹介したいと思います😊
他のフルーツでも同じ作り方でフルーツ餡が出来ると思いますが、繊維質が多いフルーツでないと餡になる前に焦げるような気がするので、ジャムとして売れられているフルーツの時は、ジャムを使ってジャム餡を作る方が間違いないと思います🙂
今回は生パイナップルを1個まるごと使って作る100%天然のパイナップル餡なので、出来上がるパイナップルケーキの味も、本場台湾のパイナップルケーキの味にかなり近い仕上がりになると思います😋
POINT(1)のパイナップルの大きさと、(8)の完成したパイナップル餡の量を見てもらっても分かるように、まるごと1個使ってもこのぐらいの量しかパイナップル餡が出来ないので、結構贅沢品だと思います🤣
作り方の手順
- 今回はパイナップル餡を作りますので、出来るだけ大きなまるごとパイナップルを準備してください。パイナップルの缶詰でも出来ると思いますが、シラップに浸かっていて糖分の調整が難しいので、生パイナップルを使って砂糖で調整した方が、間違いない味に仕上がると思います🙂
- まるごとパイナップルをそのままフライパンで加熱してもパイナップル餡にはならないので、まずは小さないちょう切りにして細かく分けましょう。このままフライパンに入れて加熱しながら潰していってもイイですが、このやり方だとパイナップル餡になるまでに、めちゃくちゃ時間がかかります😵なので奥さんのアドバイスで「ミキサーにかけてジュースにしてから、フライパンに入れる」というやり方を紹介します。
- 細かいいちょう切りにしたパイナップルをミキサーにかけて、液体状のパイナップルにしましょう。一回で完全に液体状にならないときは、時々ミキサーを止めて固まっているパイナップルをばらけさせて、出来るだけ繊維が切られたジュース状にしてください。
- ジュース状になったパイナップルを鍋に入れ、砂糖を加えてしっかりと混ぜ合わせましょう。ミキサーを使っていない時は、水を50~100mlほど入れて水で煮詰めながら繊維を緩め、パイナップルを潰していきましょう☝
- パイナップルジュースと砂糖が混ざったら、レモン汁を加えて味を整えます。なくても問題はありませんが、少し入れておくと酸味がキュッと引き締まった感じになるので、僕は結構好きですね😉
- あとは火力を中火中ぐらいにし、フライパンに蓋をして3,40分煮詰めていきましょう。時々フタを開けて中をかき混ぜてくださいね🙂
- フライパンのパイナップル液を時々かき混ぜながら加熱を続けて行くと、60分ぐらいするとこんな感じになってきます。だいぶジュース感がなくなり、ドロッとした塊になってきています。でも、この状態はまだ水分を多く含んでいるので、パイナップル餡ではないですね🤔このぐらいまで水分が飛んだら、ここからはじっくりコトコト煮込んで行くという感じになるので、火力は弱火強に落としましょう。
- 弱火に落としてフライパンに蓋をして、じっくりコトコト1時間ぐらい煮込んで行くとさらに水分が飛んで色も濃い黄土色になってきます。水分が飛べば飛ぶほど焦げやすくなるので、必ず定期的に混ぜるなどして同じ場所がずっと加熱されないようにしてくださいね。写真ぐらいにまで水分が飛んで、しっかりとしたまとまった塊になるようになれば、パイナップル餡の完成です😋
- 出来上がったパイナップル餡はラップで包む、平べったいお皿に移すなどして粗熱を取り、パイナップルケーキで使うまで冷蔵庫で十分冷やしておきましょう🙂パイナップル餡作りで一番大事なことは、水分が残っている状態で終わりにしないこと。しっかりと我慢強く弱火でコトコト水分を飛ばすこと。これを守れば、めちゃくちゃく濃厚な美味しいパイナップル餡に仕上がりますよっ😆
参考サイト・書籍
過去のレシピを元に作成しているので参考にしたサイト・書籍はありません
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