皆さんは『シナモンパウダー』と聞けばどんな色を思い浮かべるでしょうか?😊
スーパーで売られているシナモンパウダーは茶色いものが多いと思うんですが、このタイプのシナモンパウダーはクスノキ科常緑樹の樹皮を剥ぎ取って乾燥させ、それを粉状にしたものが多いため、色が茶色い色ものが多いんですね😊
先日台湾の商品を取り扱っている企業様から、台湾シナモンをいただいたんですが、フタをあけて驚いたのが、色が緑色なんですね🤔
台湾シナモンは樹皮ではなく、葉っぱの部分を使うからこの色になるそうで、香りも良いし味もしっかりしているので、お菓子やパンにぴったりのシナモンパウダーだと思いました😆
パンでシナモンを使ったものと言えば、黒わんこカフェでは「渦巻きとアイシングがとても綺麗なシナモンロール」「ほの苦いキャラメルソースをたっぷりかけたコーヒーシナモンロール」「マフィン型を使って作る、スタバ風仕上げのキャラメルシナモンロール」と、三つほどシナモンロールを紹介した事があります🙂
シナモンロールは、砂糖とシナモンパウダーを混ぜた粉末をパン生地の中に散らしてカットするだけなので、作り方は比較的簡単なパンなので、よく紹介していますが、今回も定番のシナモンロールを元に、使うシナモンを台湾シナモンに変えて作ってみました。
あれですね、これ、写真だけ見たら抹茶と見分けつかないですね🤣
抹茶風な色合いになるのに、食べるとシナモンの香りがするって言う、結構面白い食材だなぁと思いました。
抹茶を使うお菓子レシピで、抹茶の代わりに台湾シナモンを使ってもいいかもしれませんね🙂
POINT今回は台湾シナモンを使ったレシピになっていますが、スーパーで売られているシナモンパウダーを使っても大丈夫です😉
作り方の手順
一次発酵 | 30℃ 60分 | 二次発酵 | 30℃ 30分 |
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ベンチタイム | 10分 | 焼き | 150℃ 17分 |
- パン生地の材料とシナモンシュガーの材料を最初に用意します。パン生地の材料はそれほど多くないので、比較的作りやすいパンだと思います😉シナモンパウダーは台湾シナモンを使っているので緑色の食材になっていますが、普通のシナモンパウダーやカルダモンなんかでもOKです。
- 台湾シナモンのパッケージはこんな感じになっています。結構サラサラした綺麗な緑色のパウダーですね。葉っぱを粉末にしてもこんな感じになるんですねぇ🤔
- シナモンとグラニュー糖は事前によく混ぜて準備しておいてください。
- 一次発酵は30℃60分。一次発酵終われば固く絞ったふきんをかぶせベンチタイム10分。
- 一次発酵が終わったらガス抜きをして、パン生地を適当なサイズの正方形にのばします。伸ばした生地は二回折り畳んで写真のような座布団状にして、ベンチタイムにはいります。
- ベンチタイムが終わったら、しっかりとガス抜きをしてパン生地を30cm×20cmのちょっと大きめの長方形にのばします😉
- パン生地を伸ばし終わったらパン生地の上部3~4cmをあけて、準備しておいたシナモンシュガーを満遍なく散らしていきましょう。パン生地の端っこギリギリまで散らしてもいいですが、巻くときにちょっと漏れる可能性があります😵なので、シナモンシュガーがこぼれまくるのが苦手な方は、パン生地の端っこはパン生地が見えなくなるまでシナモンシュガーを散らさずに、少しだけパン生地が見えているぐらいにとどめておいた方が良いと思います。
- シナモンシュガーを散らし終わったらパン生地を下から巻いていき、シナモンシュガーが見えなくなったら、蓋をするように何も塗っていないパン生地を上にかぶせてしっかりと閉じましょう。ここで閉じるのが甘いと、二次発酵の時に生地が離れて、中のシナモンシュガーが天板にまき散らされます🤣
- 巻き終わったパン生地はスケッパーや包丁で切ってもいいですが、僕はパン生地を巻いて切り落とすタイプのパンを作るときは、糸で切るようにしています。この方が切れ目が綺麗に仕上がりますし、パン生地も潰れないですみます🙂あとこの手のパンを作るときは、あんまり強くしっかりと巻くのはやめておきましょう。切り落としたときは綺麗な断面になっていても、二次発酵をしたときに膨らんだ生地の逃げ場がなくなって、生地が上にせり上がり山みたいな形になって失敗することがあります😵
- 糸で切り落としたパン生地の断面はこんな感じになっています。伊達巻きみたいですよね🤣
- 切断面を上にしてマドレーヌ型やしっかりとしたアルミカップに乗せて、天板に並べていきましょう。僕は生地が横に広がったときに、生地同士がくっつかないようにしたいので、こういうパンを焼くときはマドレーヌ型に入れて焼く事が多いですね😉全ての生地を天板に並べ終わったら、30℃30分で二次発酵。
- 二次発酵が終わった生地はこんな感じに膨らみます😊今回はマドレーヌ型をつかっているので、8個全部を一枚の天板においても生地同士がくっつかず、綺麗に膨らんでくれています。マドレーヌ型に入れておけば、仮に巻き終わりの閉じ方が甘くて生地が離れてしまっていても、マドレーヌ型が受け止めてくれます。
- 焼き上げは150℃17分。ヘルシオを使用しているときは160℃17分こんな感じに焼けました。今回は柔らか白パン仕上げなので、焼き色をつけないように焼くのがポイントですね🙂白パン仕上げにしないときは、ドリュールを塗って焼き上げは180℃15分ぐらい焼けば、茶褐色のパンらしいパンに仕上がると思います。
- 完成。お好みではちみつなどをかけて食べると美味しいですよっ😋今回はアイシングをしていないのは、白パン仕上げだからですね😉
参考サイト・書籍
過去のレシピを元に作成しているので参考にしたサイト・書籍はありません
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