皆さんはマーブル模様と聞けばどのような模様を思い浮かべるでしょうか😊
マーブル模様というのは大理石のような、波打った流線形の模様のことをいい、パンの中にもこのマーブル模様を作るパンレシピがいくつもあります😉
黒わんこカフェで紹介しているレシピの中で言えば、「編み込みが綺麗なチョコマーブルスティック」「しましま模様がとても綺麗なマーブルチョコパン」「ピンクの巻き色がとても可愛らしいいちごのうずまきチョコマーブル」といったレシピが、マーブル模様を持つパンになります。
どのレシピもチョコレートシートを使ったレシピで、チョコレートシートをパン生地の中に層にして折り込んでいくことで、独特なマーブル模様のパンに仕上げることが出来ます🤗
今回はマーブル模様を持つ食パンの作り方を紹介したいと思います。
途中までは他のマーブル模様で仕上がるパンと同じ作り方ですが、成型の最後に三つ編みを作り、一斤の食パン型に入れることで、今回のパンが完成します。
見た目もなかなか綺麗ですし、味も子供が大好きなチョコレート味のパンなので、一斤の食パン型をお持ちの方は是非一度チャレンジしてみてくださいっ😆
POINTチョコシートは前もって作って置いた方が、落ち着いて作業出来ると思います😉
作り方の手順
一次発酵 | 30℃ 60分 | 二次発酵 | 40℃ 40分 |
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ベンチタイム | 15分 | 焼き | 180℃ 30分 |
- 今回はパン生地の濃厚さをあげたかったので、スキムミルクの代わりにバターミルクパウダーを使っています。もしバターミルクパウダーが手持ちにないときは、スキムミルク10gに変えてもらってもOKです😉パン生地を混ぜある程度まとまったらバターを加えてこね上げます。バターがなじんで捏ね上がってくると、あまりベトつかずとても扱いやすいパン生地になります🙂
- 一次発酵は30℃60分。つるんとしたパン生地が綺麗に膨らんでますよねっ😁
- 一次発酵終わればガス抜きをし、固く絞った濡れふきんをかぶせベンチタイム15分とりましょう。ベンチタイムが終わったら出来るだけ正方形になるようにガス抜きをし、20~23cmの正方形にパン生地をのばしましょう。
- パン生地を伸ばし終わったら、事前に準備しておいたチョコレートシート(15cm×15cm)を斜めにおいて、袋包みをします。これはクロワッサンの作り方と同じですね😉
- チョコシートをパン生地の上に置いたら、写真のようにパン生地をたたんでしっかりと閉じます。このときチョコシートとパン生地をぴったりくっつけてスキマがないようにしておいた方が、パン生地をのばすときに空気が入らなくてよいと思います🙆♂️
- チョコレートシートを包み終わったら、チョコレートが漏れないように気をつけながら、20cm×36cmの長方形にのばしましょう。真ん中にめん棒を当て、抑えてのばす、抑えてのばすという感じでのばしましょう☝転がしてのばすよりは、チョコレートシートをパン生地に密着させるイメージでのばす感じですね😊
- パン生地を20cm×36cmに伸ばし終わったら三つ折りにします。
- 三つ折りにしたら向きを変えて、15cm×36cmにのばします。徐々にチョコレートシートが薄い層になっていくので、パン生地に透けて見えるようになります😉あまりぐいぐいめん棒を押しつけてのばしていくと、薄くなったパン生地が破れるので、パン生地ののびが悪くなったら、いったん冷蔵庫で冷やしてから、のばしていくようにしてくださいね。
- 二回目のパン生地をのばし終わったら、もう一度三つ折りにします。この後もし時間があるときは、一旦冷蔵庫で15分ぐらい休ませた方が、三回目に伸ばすのが伸ばしやすくなりますし、中に折り込んでいるチョコレートシートも少し固まってくれると思います。
- 二回目の三つ折りが終わったら、今回は9.5×18.5cmの一斤型をつかっているので、三回目は12cm×23cmにのばし最後の成型にはいります。三回目のサイズのイメージは型の幅+3cm、長さ+5cmぐらいに伸ばせば、三つ編みにしたときに、型に綺麗におさまると思います😉三回目に入ると、相当チョコシートもパン生地も薄くなってきているので、とにかくパン生地を破らないよう、十分注意してのばしてくださいね☝
- 三回目のパン生地伸ばしが終わったら、写真の様にパン生地の長い方を縦向きに置き、三本のパン生地に切り分けます。ただし、切り離してはいけないので、根元は4cmほど残して三本に分けましょう。
- 三本に分けたパン生地で三つ編みを作っていきます。最初に左のパン生地を右のパン生地の下に潜り込ませます。
- 次に左パン生地を真ん中のパン生地の上に重ね、右端のパン生地をその上に重ねます。すると写真の様な感じになると思います。
- もう一度左端のパン生地を真ん中の生地の上に重ね、右端のパン生地をさらにその上に重ねれば、三つ編みが終わるかと思います。編み終わりの部分はパン生地の下に潜り込ませ、二次発酵の時に外れないようにしましょう。潜り込ませたパン生地はあまりにも短いと外れる可能性があるので、短すぎると思ったときは、少しだけ先端を伸ばして、パン生地の下に潜り込ませてくださいね🙂
- 潜り込ませたパン生地を下側にして、一斤の食パン型にはめましょう。今回はぴったりのサイズに編み上がりましたので、写真の様な感じで綺麗におさまっています😆パン生地を一斤の食パン型におさめたら、40℃40分で二次発酵。
- 二次発酵が終わったパン生地はこんな感じに膨らみます😊普通の山型食パンを作るときは、二次発酵の終わりの目安は食パン型からパンの頭が少し出ているぐらいがいいですが、今回は山型食パンを作るわけではないので、このぐらい膨らんでいれば十分ですね。
- 余熱をしている間にドリュールを塗ります。牛乳でもドリュールの代わりになりますが、しっかりした茶色に仕上げたいときは、やっぱり卵をつかったほうがいいですね。ただし、食パン型を使うときはオーブンレンジの熱が直接当たる頭の部分はドリュールを塗っているので早く茶色く焼けてきます。でも食パン型に入っている側面はなかなか焼けないので、焼く時間がどうしても長くなります。ドリュールを濃く塗ると、焼き上がる前にパンの頭の部分が焦げるので、ドリュールは控えめに塗りましょう☝
- 焼き上げは180℃30分。ヘルシオを使用しているときは、190℃30分ぐらいでこんな感じの色になりました。あんまり高い温度でガンガン焼くとドリュールを塗った頭の部分が表面が濃くなり過ぎて焦げてくるので、ちゃんと様子を見ながら焼いてくださいね😉
- 型から外すと、側面もちゃんとマーブル模様になっているのが分かるかと思います😆
- 今回のパンは切ったときに出てくるマーブル模様が特徴のパンなので、切ったところも紹介してみます。層になったチョコレートシートがとてもイイ感じのマーブル模様になっていますよね😋
参考サイト・書籍
過去のレシピを元に作成しているので参考にしたサイト・書籍はありません
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