メープルというのは楓の木をさし、パンやお菓子作りをする方は、メープルシロップやメープルシュガーを思い浮かべるんじゃないでしょうか🙂
僕も今はメープルと聞けば食材としてのメープルを思い浮かべますが、パン作りを始める前はメープル=床材や家具なんかに使用される、白くて固い木材という認識があったので、樹木も樹液も有用に使えるメープルは優秀だなぁと思いますね😆
黒わんこカフェでは、メープルを使ったレシピとして「メープルシロップの優しい甘さとナッツを楽しむメープルウォルナッツ」「低カロリーでミネラル豊富なメープルを使ったメープルシュガーロール」「HBで作るダブルメープルのメールシュガーの食パン」というパンレシピを紹介した事があります。
メープルは砂糖よりも低カロリーでミネラルが豊富ということから、健康に気を遣っている方に愛用されていますし、はちみつが食べられない乳児に、はちみつの代わりにメープルシロップを使う事も出来ます🙂
メープルシロップとメープルシュガーは液体と固体の違いもあり、食べる料理によって使い分けする食材になりますが、パンの材料として両方いっぺんに使うと香りと味がかなりメープル寄りになるので、いつもと違うパンを食べたいときに、是非使ってみて欲しい食材ですね😉
今回は甘いふんわりしたパンの一つ、「ミルクハース」をベースに、メープルシロップとメープルシュガーを使用したメープルミルクハースの作り方を紹介したいと思います🙂
基本的には普通のミルクハースの材料を準備して、砂糖とはちみつを、それぞれメープルシュガーとメープルシロップに置き換える、という簡単レシピになっています。
POINT砂糖とはちみつを置き換えるレシピなので、Wメープルで準備できないときは、片方を置き換えてもメープル風味は楽しめると思います😉
作り方の手順
一次発酵 | 30℃ 60分 | 二次発酵 | 35℃ 45分 |
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ベンチタイム | 15分 | 焼き | 200℃ 18分 |
- 今回はミルクハースという牛乳パンなので、お水の代わりに牛乳使い、砂糖の代わりにメープルシュガーを、はちみつの代わりにメープルシロップを使います😉パン生地を混ぜある程度まとまったらバターを加えてこね上げます。バターを混ぜてこねていくと非常にまとまりもよく、捏ねやすく、とても扱いやすい生地でした😆
- 一次発酵は30℃60分。つるんとした生地が綺麗に膨らんでますよねっ😁
- 一次発酵終わればガス抜きをして2つに切り分け、固く絞ったふきんをかぶせベンチタイム15分。今回は一つの生地がそこそこ大きくて、結構天板ギリギリに膨らんだので、できるだけ同じ重さになるように切り分けましょう。分量が多くなると、横長タイプの天板だと天板にくっつくと思います😵
- ベンチタイムが終わったら、しっかりとガス抜きをして20cm×15の楕円状に生地をのばします。
- 生地を左右から真ん中で折りたたみ、端っこは内側に少し織り込むようにたたみます。端っこがとがったままだとアーモンド型になるので、こういう感じで端っこも内側に折りたたむことで、少し長さを調整して、さらに端っこがまるっとなるようにするためかなぁと思います🙆少し端が外れやすいので、閉じるときはしっかりと閉じるようにしてくださいね。
- 生地を折りたたんだら、さらに半分に折りたたんでとじ目を閉じて、軽く転がしてならしましょう。生地がある程度綺麗になったら、とじ目を下にして天板に並べていきます。生地が大きいのでとじ目を下にしておけば、開いてしまう心配は無いと思います😉
- 引っ切り返した天板の上にオーブンシートかクッキングシートをしき、成型が終わったパン生地をとじ目を下にしておきましょう。以前はこの段階で強力粉を多めにふるっていましたが、今回は二次発酵後にふるっているので、この段階では強力粉はふりません。二つとも並べ終わったら、35℃45分で二次発酵します。
- 二次発酵が終わるとこんな感じに膨らんでいます。結構大きく膨らんでいますねっ😆
- 余熱をしている間に、霧吹きを軽くふいたらパン生地全体に強力粉をふるいましょう。こうすることで、クープを入れた時に強力粉が掛かってる山の部分に白い色がついて、ミルクハースらしい模様になります。
- 強力粉をふるい終わったら、縦に5本大きなクープを入れましょう。僕はこういうまっすぐの大きなクープを入れるときは、Victorinox クープナイフを使います。小さな力で生地をガッと切り裂いてくれるので、かなり綺麗にまっすぐなクープを入れることが出来ますよ😉
- 5本のクープは中央に一本、左右の側面に一本ずつ、中央と側面のクープの間にもう一本ずつの5本になります。クープはやや深い目に入れましょう。その方が焼き上げの時にさらにクープが広がって、ミルクハースらしい形に仕上がります😊
- 焼き上げは200℃18分。ヘルシオを使用しているときは、250℃5分230℃9分ぐらいが良く焼けます。ヘルシオは奥の方が焦げやすいので、必ず半分ぐらい過ぎたところで天板をひっくり返しましょう🤗今回は糖分が多いので、長く焼くと焦げるので、いつもより少し焼き時間を短く焼いています。
- 完成😋カットする前のミルクハースは結構迫力のある大きさのパンになっていますね😆
- どのぐらいの厚さで切るのがベストかよく分かりませんが、僕は毎回こんな感じの薄切りにして食べています😉
参考サイト・書籍
過去のレシピを元に作成しているので参考にしたサイト・書籍はありません
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